演出・堤幸彦、原作・石田衣良で、下北を舞台に劇団生活を描くという・・・話だけ聞いたら凄く面白そうなんだけど、主演の上戸彩があまり好きではないという個人的な事情(笑)により、斜め目線で見てしまったドラマ 「下北サンデーズ」。
一言で言ったら、自分はあまり面白いとは思えませんでした。せっかく堤幸彦×石田衣良というタッグのドラマなのに、なんだかもったいないという感じで。1話目だから設定などを説明しなきゃいけなかったのかもしれないけど、テンポが悪いわけではないのに退屈してしまう場面もありました。
下北沢×劇団生活下北という街と劇団生活の実情についても、そういう世界を知らない人にもわかりやすいように描いたのかもしれないけど、知ってる人間にとってはこれと言っておかしなことでも驚くような出来事でもなく。自分は下北好きなはずのに、なんでだろう、ドラマの中で描かれている下北を見ててもワクワクしないこの感じ・・・。劇団員の明るくポジティブな貧乏生活ぶりも、「うん、演劇を志してる人たちってそういうもんだよね」とクールに受けてとめてしまって、笑えるはずのシーンでもなんだか笑えませんでした。
堤幸彦演出×脚本所々に堤幸彦の演出を感じさせる可笑しさは散りばめられていたものの、脚本がいまいちなのか・・・どうにも引き込まれる感じがしなくって。安易に脚本のせいにするのはあれかもしれないけど、もし宮藤官九郎が手がけていたらもうちょっと違ってたかな?とつい思ってしまいます。(あまり期待しないで何気なく見た作品でも、クドカン脚本のものにはなぜかいつも引き込まれてしまうもんで。)終盤の主人公が劇団のオーディションを受ける場面では、いいシーンだったんだと思うけど、上戸彩が語る熱いセリフにはどうも気恥ずかく感じてしまいました。
上戸彩×キャラクターまだ始まったばかりだからこれからハマッていくのかもしれないけど、上戸彩とそのキャラクター(演出?)が微妙に合ってないような安定していないような感じの印象も受けました。ドラマなんだから当たり前なんだけど、「こんな女の子いないよ」とフツーに思ってしまったり。個性的なキャラもたくさん出てきて、遊び心とぶっ飛んでる感は充分あるドラマだったのですが、どうにも冷めていく気持ちをひっくり返してくれるほどのものはなかったので残念です。
斜め目線×ひねくれ者結局、主演が上戸彩かよ・・・と斜め目線になってしまった時点で、たぶんもう自分はこのドラマを楽しめないモードになってしまっていたんだろうなと思います。でも期待していたドラマが楽しめなかったのを、上戸彩のせいにするのは何か違う気がするし。いつからこんなひねくれ者になってしまったんだろうと。
色眼鏡で物事を見てしまい、好き嫌いがはっきりと分かれてしまう自分には、客観的にちゃんと批評するような記事は書けないんだなと、改めて感じて何となくヘコみました・・・。でもまぁ自分は批評家じゃないし、ブログなんて個人の言いたいことを好き勝手に書いてもいい場のような気もするし、「こういう意見の人もいるよ」ということでいいのかな?と思います。
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