suicide bambi

パンクロックからお笑いまで、気になることを気まぐれに。

何よりも優しい世界

太田さんが以前ラジオで
「許してやれよ、制服盗んだぐらいで」
と言ったのを覚えている。


罪は罪だし、被害者もいるわけだし、あまり公に言ってはいけないことなんだろうけど、自分も心のどこかでそう思っていたのでつい笑ってしまった。

もちろんこれは罪を償って出てきたあとの話。今でもその芸人さんのことを思い出して、元気にしてるかなーと思ったり、あのアイドルグループが好きな人だったよなーと思ったり。

もはや、話の話題に出てくると、「制服盗んだのぐらい許してやれよー」と太田さんの言葉を借りて笑い話にしている。ネットにはなかなか書けないが、目の前の人との会話なんてそんなもんだ。

だから今回の芸人さんの窃盗未遂のニュースも、何かの間違いであってほしいとは思うけど、例えそれが事実であったとしても、「お笑い芸人にまた泥棒が増えたぞー」と笑いにしてしまうだろう。

というか、もうそんな話をした。
「自転車泥棒もいたよね」「制服盗んだ人は元気かな」「今度は何盗もうとしたのかね」
お笑い好きを隠して、ショックな気持ちを押し込めて、誰かと話していると笑い話になる。
一方で、一人で考え込むと悲しくなる。

そんな人には思えない。
ひねくれをこじらせてると言いながらどこか真っ直ぐな人だった。
誰よりもお笑いとコントに純粋な人だった。
お笑いに罪はない。コントに罪はない。
彼らのコントが好きだった。
それは変わりようがない。

結局、彼らを嫌いになれない。

何でも笑いにしてしまう世界が大好きな自分は、彼らがこの世界に戻ってくるのを待っている。
クズも腐りも泥棒もイジられて笑いになる、何よりも優しい世界で待っている。
どこかしら、みんなおかしい世界で待っている。

罪を笑いに変えてしまう
それを許して笑ってしまう
自分も罪深い人間だから。



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