suicide bambi

パンクロックからお笑いまで、気になることを気まぐれに。

Easy Go

エレカシの「Easy Go」のMVが公開された。
見たかったのはまさにこれだ!
これを待ってた!と思った。


2018年まで生きてて良かった。
こんなエレカシが見られるなんて。

ライブで聴いて一発で心を掴まれた。パンクロックっぽい、どストレートな音と歌詞と熱量。飾り気なし、黒のスーツでギターをかき鳴らして歌う姿は、理想形のカッコ良さだ。

自分の好きな方にエレカシが寄せてきてくれているのかと錯覚するくらい。こう言ってはなんだが、本当にミッシェルやクロマニヨンズやグリーンデイの方に近づいてきてやしないか。色んな方向に行くことが出来て、それを自分のものにしてしまうのがまたエレカシの凄さなんだろう。

ドラマ「宮本から君へ」のオープニングで改めてこの曲を聴いた時も興奮したが、絶対にカッコいいだろうMVをずっと待ちわびていた。

ドラマは毎週録画しているものの、見ていて苦しくなる。熱量はわかる、しかし主人公の気持ちがなかなか理解できず、好きになれない。「Easy Go」を聴くとスカッとするのに、ドラマを見るとモヤモヤする。

オープニングの「Easy Go」を聴くため、エレカシの主題歌を見届けるため、修行のようにドラマを見続けてきた。そんな重苦しさにとらわれていた頭を吹き飛ばしてくれる、MVを何度も見て熱くなる。





「Easy Go」を聴くと、ロックを聴いた時に感じる特有の熱と衝撃を感じる。火をつけられた所に、ガソリンをガンガンぶっかけられているような感じ。死んでいた細胞が覚醒して、居ても立ってもいられなくなる感じ。たぶんアドレナリンか何かが出ているんじゃないかと思う。

どのロックバンドの曲を聴いてもこれを感じるわけじゃない。これを強く感じる曲でパッと思い浮かぶのは、ハイロウズの「不死身のエレキマン」だ。いつ何時どのタイミングでこの曲を聴いても、一瞬で覚醒させられる。叩き起こされる。

他のことはもうどうだっていい。他の人がどう思おうと関係ない。自分はこれが好きで、それは理屈じゃない。それを聴いている瞬間のそれが全てで、ある種の無敵感さえ沸き起こる。これはロックやパンクの根本にあるものなのかもしれない。

曲を思い出しただけでちょっと熱が上がる。ハイロウズやクロマニヨンズの曲もそう、グリーンデイの曲もそう、そして「Easy Go」もそういう曲だ。

エレカシの曲で言えば、「ハロー人生!!」が好きで、聴くたびにギラギラした気持ちにさせられる。穏やかでいられない時に聴くともの凄くハマる。





「ファイティングマン」のような初期衝動、「ハロー人生!!」のようなギラついた感じ、「RAINBOW」のような眩い疾走感、「男餓鬼道空っ風」のような軽快さ、エレカシの好きな曲を組み合わせると「Easy Go」が出来上がるような気がする。

「男餓鬼道空っ風」に出てくる「そろそろ御飯の時間だよ」という歌詞が好きで、この“急に現れる日常感”にやられる。「Easy Go」では「俺は今日もメシ喰って出かけるぜ」と歌われている。

メシを喰うという日常。ロックが日常と繋がっている感じ。とかくロックを聴くことで現実逃避をしがちな自分は、日常との繋がりを感じさせられるたびにハッとする。そして、やっぱり今日も出かけていく。

「出かける」という歌詞がなんと多いエレカシの楽曲。また出かけるのかよ!と心の中でツッコみながら、インドアな日々の中でちょっと笑う。

構想30年の曲だという「Easy Go」。30年という年月は計り知れない。自分がエレカシを好きな年月を合わせても、おそらく3年にも満たない。でもこの曲が30年の集大成だというなら、30年分 愛せる気がする。

それくらい「Easy Go」が好きだ。





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