suicide bambi

ヒロト　「サンハウスで、『ニュー・キャットフィッシュ・ブギ』聴いていただきました。この日の客席には、20歳の僕がいた、という話は先週しました。実はね、ギターの鮎川誠さんとはね、このライブよりも数年前に、僕がまだ、岡山の高校生だった時に、会ってお話しているんです。シーナ＆ロケッツが、岡山のラジオに出演した時なんです。

山陽放送という、その、ラジオ局の前で、声をかけたら、すごく気さくに応じてくれて、「うん。おいでおいで。一緒においでよ」みたいな感じで、スタジオの中まで連れて入ってくれたんです。そんで、そのまんま打ち合わせから本番まで、ずーっと一緒にいたんです。空いた時間には、楽しいロックンロールの話をしてくれて、めちゃくちゃ優しいんですよ。

んで、「僕はまだ、なーんにもやったことないんだけど、いつか、バンド組んで、鮎川さんたちと対バンとかできたらいいなぁ」みたいな夢みたいな話を言ったらね、にっこり笑って、「おう。お前ならやれるよ」って言ってくれたんです。一緒にいたシーナさんも、「うんうん。あんたかわいい顔しとるもん」って言ってくれたりしてもう、惚れてまうやろ～！ですよ。うん。

ほんとにね、夢のような時間でした。でもね、夢じゃなくって、そん時のことをね、鮎川さんちゃんと覚えていてくれて、ずーっと優しくしてくれてるんですよ。うん。いい人だなぁ。はい。さてもう一曲聴いてください。ARBで、『イカレちまったぜ』」

ヒロト　「ARBで、『イカレちまったぜ』聴いていただきました。この日の出演バンド、サンハウス、ARB、ルースターズ、に関してはね、いっぱいあるんだけどね まだまだ。それはまたいつか、はい。それではまた来週、元気でね。甲本ヒロトでした、バイバイッ。」