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パンクロックからお笑いまで、気になることを気まぐれに。

[ LIVE FACTORY 721 ]・・・やめられない止まらない、クロマニヨンズのライブレポ。

factory
■ 2007/7/21(土) @Zepp Tokyo
『 2007 LIVE FACTORY 721 』

[ MC ]  ムッシュかまやつ / 吉村由美
[ 出演 ] ザ50回転ズ
      ZAZEN BOYS
      ザ・クロマニヨンズ
      KEMURI
      ギターウルフ
      浅井健一
      The Birthday (出演順)

寝坊した友人にむしろ感謝しつつ、奇跡的に見れることになったこの日のライブ。[ → 関連の記事 : [ LIVE FACTORY 721 ]・・・奇跡的に見れたライブ、寝坊した友人にむしろ感謝。 ] 7時間にも及ぶ長丁場のイベントなので、入場時にリストバンドが配布されて再入場可になっていました。バンドの出演順は一応伏せられていた感じでしたが、バースデイ(The Birthday)がトリだということだけはわかってたみたいです。オープニングは、MCにどういうキャスティングなんだかムッシュかまやつ氏と、遠目から見るとどうにも安室奈美恵に見えた(のは自分だけだろうか?)パフィーの由美が登場し、ちょこっとしゃべった後に次に出るアーティストを紹介していく感じでした。

開演前、実はザ50回転ズのライブがあったらしいのですが、自分は開演ちょい前くらいに入ったので、実質の一番手はZAZEN BOYSから。名前はよく聞くけど正直あまり知らなくて、でもせっかくの機会なのでフロアの端っこで拝見。リズムというか間が独特で、重めな感じの音はけっこうカッコイイ気がするけど、ザゼンボーイズだけに?歌がだんだんお経のように聴こえてきて・・・(笑)先は長いし、失礼ながら途中で退出することに。やがてライブが終わり、次のバンドのセッティングが始まった頃再びフロアへ。次は誰だろうと思ってそわそわステージを見ていると、スタッフの中にクロマニヨンズのTシャツを着ている人を発見。まさか他バンドのTシャツを着て自分の担当するバンドのセッティングをする人はいないだろうと。次はクロマニヨンズに違いないと、一応腕まくりして心の準備。

ちなみに、各バンドのライブ時間は30~40分、合間のセットチェンジの時間が約30分くらいのペースでした。ライブ終了後、自分はほとんどフロアの外に出てたので知らなかったけど、後でCSの生中継の録画を見たら・・・二階でDJが曲を流してるんだけど、会場の構造上の都合からか?その後ろをなぜかライブを終えた直後のバンドメンバー通っていき、MC陣が待つどこかの部屋でトークするという流れになっていました。次はクロマニヨンズに違いないと待っていた時、DJプレイでクラッシュやらオフスプやらランシドやらが流れて、わかりやすくテンションが上がってきた頃、再びMC陣が登場。次はクロマニヨンズ!!ということで、予想が当たってニヤリ。

以下、文体が若干変わって主観がだいぶ入り込みますが、お口に合う人だけライブレポどうぞ。CSでやってた生中継の録画を見ながら思い出し思い出し書いたので、MCの内容などがやけに詳細だったりするのはそのせいです。


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 表記 → 【 曲名 】 『 歌詞 』 「 ヒロトMC 」

まず【クロマニヨン・ストンプ】のヒロトが唸ってる感じのイントロが流れてメンバーが登場。一曲目にこれってわかりやすくていいなぁ。自己紹介ソングっぽいし、歌い出しの『人間!人間!人間!』って所でエンジンがかかっていくって感じがいい。そしてそのままの勢いで【キラービー】へ、『ブンブンブブーン』と飛んでいく。もう止まりません、もう止まれません。続く【エレキギター】にシビレていると、前のツアーで味わったあの感触が蘇ってきて、それはそれはただもうひたすらに楽しい感じ!!【グレート】では『グズグズしてたら大人になっちまう』ってとこで、グズグズしてたら大人になっちゃったけどどうすりゃいいんだ?って気分に襲われるも、まあこれからもグズグズした大人でいるしかないと、ぶっ飛んでモヤモヤを吹っ切る。

ヒロトはその日も素敵に「ロッケンロール!」で、ネガティブに生きる自分にこんな人がいる世界なら生きていたいと思わさせる。ヒロトを見ているから嬉しいというより、ヒロトみたいな人間がいるってことが無性に嬉しくなる。何なんだろう、あの感じは。そんな思いを抱きながら聞くMCがこれまた染みる。
「ロケンロールをやりにきました!」「ザ・クロマニヨンズです!」「世界中に、世界中に、色んな、色んなことをやってるやつらが、いっぱい、いっぱいいます。同じ時間を過ごしています。生きる、一個の空間で色んな人が、ちょっとずつ離れたりくっついたり、色んなとこで色んなことをやってる人が同時に生きています。」「我々はロックンロールをやっています。何と幸せなんでしょう。最後まで楽しんでいってくれよー!」

ジャラーンとギターが鳴り、「わー。わー。わーはは?」叫びながらニコニコするヒロト。もしかして次【ワハハ】かな?とドキドキしていると、『ワーハハーのハー』ときてテンション上がりまくり。今日聴けるかなぁと思ってた曲だったので、この辺からの流れが凄く嬉しい。『うまくやれる だから笑ってりゃいいんだ 今日も明日も』という歌がグーッと心の中に染み渡る。うまくやれない人生もこの日ばっかりはうまくやれそうな気がしてくるから不思議だ。人それぞれその日その日に染みてくる歌詞はそれぞれ違うんだろうな。

続いて待ってました、【チンパンマン】!ジャジャジャッと気持ちのいいイントロが始まって、音とヒロトの掛け声が交互する。ライブを見てる時は夢中であんまり気にしてなかったけど、歌前にヒロトハーモニカ吹いてるのね。弾むような音色、ああいうリズム大好きだなぁ。普通にCDで聴いてるだけで楽しくなるこの曲が、ライブで聴いて楽しくないわけがない!まさにライブ向きって感じの曲で、何がなんだか『チンパン チンパン』楽しすぎる!途中ドラムのカウントでブレイクから曲が再び始まってく所が、ライブならではって感じでまた気持ちいい。『俺のチンパンジーさで 幸せになれ 誰よりも俺』って歌詞がなんか好き。俺かよ!っていつもツッコミながら聴いてるんだけど、そりゃあ人を幸せする前に自分が幸せにならないとやってらんないもんなぁと、しみじみ思う。

あっという間に【紙飛行機】になって飛んでいく。どんなにロケンロールにぶっ飛んで歌っていても、やっぱりどこか優しい感じがするこの曲。『団地の窓から 飛べ紙飛行機』と歌い、そういえばプロモの中にも団地が出てくる。“団地ともお”という団地を舞台にした少年を描いたギャグ漫画があるんだけど、それを読んでると何となくこの曲を思い出す。単純な連想かもしれないけどこれが意外とハマッてる気がして、自分の中だけで密かにリンクしている。もしアニメ化するとかいう話になったら、ぜひこの紙飛行機を主題歌にして頂きたい(笑)なんてことをライブ中は考えてる余裕もなく。

「もう一発ロッケンロール!」で【やわらかい】。一体何がやわらかいんだ?なんて疑問は、ライブ中は一切思い浮かびません。そうかやわらかいのか。そうだそうだやわらかい。それでいいじゃないかと(笑)やわらかいんだけどけっこうノリはハードで、「レッツゴー、マーシー!」の掛け声で始まるギターソロも心地よく、みんな無心で跳び跳ねる。曲が終わるとしばし休憩・・・そしてヒロトがゆっくりと話を始める。

「今日は、なんかキャロルの、日比谷の野音みたいな、(ステージの後上に光ってるFACTORYというネオン?を指さしながら)こんななんか字が、書いてあるね。」「今日最後に出るバンドは気をつけてください。ああいうのはよく燃えるんです。30年ぐらい前、日比谷の野音であれとよく似たやつが燃えたんです。(今日は)燃やすなよ。」「別にあの、あれは解散だからよかったけど、まだまだ俺たちやらしてくれよー。」「さて皆さん!この後あと何曲か俺たちやったら、まだまだ他にもカッコいいロックンロールバンドが控えてます。いいですかー、準備はー?クロマニヨンズと一瞬にもうひと暴れ頼むぜー!オーイェー!」

ジャジャッ、ジャジャッと聴き覚えのないイントロが始まる。何の曲だ?新曲?ノリはいい感じなので、とりあえずノッてみる。歌い出しは『夕日が眩しい』?その後わりと穏やかに歌い上げていくと思ったら・・・サビで【ギリギリギリギリガガンガン】!ときて、そのまんまじゃんと(笑) 8月に出る新曲だとわかり、ヤッター新曲なかなかイイ!と俄然テンションが上がる。『今日はサイコー 今日はサイコーの気分さー』って、まさにそんな気分にさせる。ライブ向きな爽快な曲。

「おーら、どんどん行くぞー。【あさくらさんしょ】っ!」この曲もヒロトちょこちょこハーモニカ吹いてるのね。ライブ中って意外と見てないというか、気づいてないもんだなと。夢中でノッてるとステージなんか遠目からチラ見しかしてないので。埋もれてて見えないのに無理矢理見ようとしててもそんな時間もったいないし。ステージが見えない時は心の目で見る。いや別に見てねーや(笑) 『わかったんじゃない 思い出したんだ』 ヒロトの声にマーシーの低い声が重なる、ここんとこなんかいい。

「どんどん行くぞー!」で【歩くチブ】のイントロ。キター!!って感じで、もう自分の中のエンジンはフルスロットル。ライブで聴きたい曲ナンバー1でしょ、この曲。『全身チブ!イェーイ!』で飛びまくり。途中でヒロトが上へ上へ指さしてるのが見える。飛べ飛べ、だと自分の中で訳される。もっともっと飛ばなきゃいけない。いやもっともっと飛びたいんだ、自分が。曲のテンポがどんどん速くなっていく。この流れが楽しくて楽しくてしょうがない。最後の方になるとちょっと苦しくなってくるんだけど、やめられない止まらないたまらない。この後ゆっくりになっていくって知ってるからブレーキをかける必要などない。そしてブレイクに入る・・・。
ヒロトが「あー!」とか「わー!」とか言いながら腕をブンブン振り回してたかと思うと、ドカドカドカドカドラムソロ。気がつきゃヒロトの姿がない。あれ、どこにナニしに行ったんだ?被りもの準備?次の展開にドキドキしながら呼吸を整える。ステージ上の様子がよく見えない。急に曲が再開する。『全身チブ・・・』 戻ってきたヒロト。あれ、普通?被りものしてない?上裸だけど(笑) Tシャツ脱いできただけっぽい。まあいい、このまったりしたテンポのとこが気持ちいい。会場中がキラキラした無数の照明に包まれる。ヒロトがクネッて歌ってる。意外と秋葉系?らしいヒロトにちなんで秋葉系なこと言ってみると、密かにヒロトの裸萌え~(笑)でもやっぱ痩せすぎ。あばらで大根下ろせそう。そんなバカなことをぼんやり考えているうちに、「わぁ~~~」とゆっくり曲が終わる。ニコニコなヒロト。こっちもつられてニコニコ。

「ローケンロール!」と【土星にやさしく】のイントロスタート。この曲大好き!リズムが凄く気持ちいい。『愛は土星を救う』 一瞬日テレの24時間TVのことが頭に浮かぶ。そろそろそんな季節ですねと。どうでもいいことを土星に吹っ飛ばして、ああ楽しい。楽しすぎるぞ、こいつは。土星に優しすぎるぞ、俺たち。マーシーのギターソロがまたいい。掛け声と拳とリズムが気持ちいいくらいガシッとハマッてる感じ。

「オーライ。俺らのデビューシングル、【タリホー】!」わーい、タリホー。なんかすでに懐かしい。いいね、まったり、思わず歌っちゃう。遠目でダイバーが人波に運ばれてく。でも自分は飛んでる方がどうにも楽しい。『涙の記憶 消えたりしない・・・』 ヒロトが客席に手を伸ばす。前の方の人に届くか届かないかくらいの距離で。みんな必死で手を伸ばす。自分はステージからちょっと離れた所にいるけど、気持ちだけは届いているといいなぁと。

「もう一曲暴れて帰ってくれー!【弾丸ロック】、バイバーイ!」手を振るヒロト。えーもう最後の曲?なんて思う間もなく、弾丸ロックがドカーンと押し寄せてくる。うひゃー最高!何が弾丸ロックなんだか。クロマニヨンズが弾丸ロックなのか。自分自身が弾丸ロックなのか。とにかくロックンロールな塊になって何かをぶち破ってる感じがする。『弾丸ロック』で拳を突き上げ、『当たればイチコロさ』でピストル型の手を暴発させる。ステージに向かって撃ち込んだ自分の中の何かが、客席に向かって撃ち込まれていくクロマニヨンズの何かが、会場をグワーンと包み込んだかと思うと・・・やがて曲はテンポを緩め、終わりを迎えていく。ああ、終わっちゃった。滴り落ちる汗に今頃気づいて、乱れた呼吸で深く息を吸って、呆然とステージを眺める。

「どうもありがとー!ザ・クロマニヨンズです。またね、元気でね。」手を振るヒロト。ああ終わっちゃうのかと、無心で手を振り返す。「ロッケンロール!」最後にそう言い放ち、おじきをするヒロト。そしてニコニコと楽しそうな顔でステージを後にする。ヒロトがマーシーが勝さん(コビー?)がカツジさん去っていく。名残惜しそうに見つめるファンたち。待ってくれ、俺たちまだまだイケるぞー!フラフラになりながらそう念じてみるも、この日はイベントだから。アンコールも延長することも出来ないことはわかってる。しょうがない。心地良い脱力感と、若干切ない思いを抱えながら、明るくなったフロアを後にした。

■ 2007/7/21@Zepp Tokyo : セットリスト
1. クロマニヨン・ストンプ
2. キラービー
3. エレキギター
4. グレート
5. ワハハ
6. チンパンマン
7. 紙飛行機
8. やわらかい
9. ギリギリガガンガン
10. あさくらさんしょ
11. 歩くチブ
12. 土星にやさしく
13. タリホー
14. 弾丸ロック



■ ライブ終了後トーク記事
[ LIVE FACTORY 721 ]・・・クロマニヨンズ、ライブ終了後トーク。ヒロトはロックンロールを食っている。

THE CRO-MAGNONS | ザ・クロマニヨンズ オフィシャルサイト

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