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パンクロックからお笑いまで、気になることを気まぐれに。

【爆音アトモズ】07年9月…ゲスト:クロマニヨンズ

2007年9月放送 SPACE SHOWER TV
「爆音アトモス」

ゲスト:ザ・クロマニヨンズ
甲本ヒロト/真島昌利




テーマごとにトーク。
2人の後ろにはエルヴィスのパネル。

■ 夏休みの思い出

甲本 「夏休み何してた?」
真島 「夏休みねえ…ゴロゴロしてたよ、子供の頃は。何もしてなかった」
甲本 「クーラーとかなかったよね」
真島 「なかった。だから畳の上で汗ばんでた。汗ばみながらゴロゴロしてたよ」
甲本 「してたねえ。なんかもう水分ばっかり飲んで、よく叱られてた」
真島 「そうそう、なんか血が薄くなるとか言われてなかった?」
甲本 「いいじゃん、サラサラで」
真島 「あとなんかそうめんばっか食ってたような印象もある」
甲本 「おお。あの…俺思うんだけど、流しそうめんってあるじゃん。あれ嫌じゃない?」
真島 「俺はあんま好きじゃない、昔っから」
甲本 「なんか上の方の家族がさ、ベロベロベー、ベロベロベーなんて箸つけたやつが来るんだよ。あれ、気持ち悪いなぁ。一番 上流にいたいね。汚したい。返したりして…これやっぱいいやって(笑)」
真島 「その上流の人のさ、歯垢まで流れてるんだよ、一緒に」
甲本 「歯垢かー、きっついなぁー」
真島 「恥垢じゃないよ(笑)」
甲本 「あの~わざわざ断らなくても、俺は聞き間違ったりしないよ(笑)」


■ ギリギリガガンガン

甲本 「どうなの…?」
真島 「特に言うべきことはないね」
甲本 「言うべきことないよな。だってギリギリガガンガンだよ」

甲本 「あの~シングルさ、レコーディング俺ら早いでしょ。早いっていうかまぁ、3分の曲は3分で録れら~ってよくイキがって言うけどさ」
真島 「イキがってるんだ?あれを言う時は…(笑)」
甲本 「実際はさ、3分で録って、その上にちょっとギターもう1本、ギターソロ入れたりとかさ。なんかするからまぁ、30分ぐらいかかるわけじゃん?だからそれを言う時はこう…伝わりやすいかなと思って、3分の曲は3分ありゃ録れるんだよ。まぁそんなもんですよ」


■ ツッパリの印象

甲本 「俺 全然ツッパリじゃなかったからなぁ」
真島 「それでツッパるって言葉も、僕はじめて聞いたの、中1ん時だったからね」
甲本 「うんうん。たぶん昔なかった、ツッパるなんて言葉」
真島 「なかったと思うんだよ。それをね、公園とかに友達とかと行ったらさ、見たこともないたぶん違う中学の人たちが来て、別に俺たち普通に話とかしてただけなのに「おめーら、ツッパってんじゃねえよ」って急に言われて、意味わかんなくて」
甲本 「「どこ、どこが、何が?」みたいな」
真島 「そうそうそう。「えっ!」と思って、思わず股間とか見たけど、別に股間はツッパってないし(笑)」
甲本 「そん時はたまたまね(笑)」
真島 「いつもはツッパってる…(笑)」
甲本 「いつもはツッパってる(笑) 今はツッパってるけど、そん時は、ツッパってなかったんだ。(マーシーの下半身を覗き込みながら)おお~(笑)」


■ 学生時代の出来事

甲本 「学生服とかさ、買いに行く時は、やっぱりそういう…それに近いものをね、選んだりしてたね」
真島 「へえ~。学生服なんか、買いに行ってたの?」
甲本 「買いに行ってたよ。うちの弟がすごかったからね」
真島 「(笑)」
甲本 「そんで、うちの弟とこないだ話してて、あの~街のあそこのさ、学ラン屋」
真島 「ああ、それ街に必ず一軒はあるんだよね、なんか改造してる親父とかさ」
甲本 「元々 普通の服屋だったのに、なんか…いるんだよ、すごい長ランとかあんなん売ってる店が。「あれなんて名前だっけなぁ?」って言ったら、「おう、トップカルダン」トップカルダンってのがあってね」
真島 「トップカルダンって名前もすげーな(笑)」
甲本 「最高だよ(笑) トップカルダンだよ、ワルボロは。俺もトップカルダンで買ったよ。ちょっと長めの学ランをね」
真島 「すごいよねえ。こんな長くてさ、なんか裏にこう…紫でさ、龍の刺繍とかがしてあるようなやつあったね。」
甲本 「うん。俺ね、ボンタン」
真島 「ボンタンっていう、こう太い」
甲本 「そうそうそう。ボンタンはね、えーとね、タクトンって店で買った。あと、ベンクーガー?」
真島 「知らない(笑)」
甲本 「ベンクーガーの入り口にはね、白い学ランが飾ってあんだけど、誰も着れないね、あれは」
真島 「ああ~。でもね、一回うちの中学にね、一人で殴り込みに来た中学の人いて、その人白い学ラン着てたよ」
甲本 「ベンクーガーで買ったんじゃない?」
真島 「(笑)」
甲本 「岡山のさ、西口の」
真島 「通信販売で買ったんじゃない?(笑)」


■ ロックと自分

甲本 「急に無口になったね」
真島 「ロックと自分ねえ…。そういえばさ、カセットとかさ、今だとCD-Rとかで、自分で編集して色々作れるじゃない?」
甲本 「作れるねえ」
真島 「それでさ、ベスト・オブ・ロックっていうのを作ろうとしたことがない?(笑)」
甲本 「あるよー。今は無理。今は無理だなぁ。高校生ぐらいの時は実際やったと思う。確か」
真島 「で結局さ、やってるうちに、ビートルズとストーンズ全部だなって話になってきてさ」
甲本 「なるねえ」
真島 「まとまらなくなってくるじゃない?絶対にそういう時期が来るじゃない、それやってると。作業を続けてるうちに。そこをあえてさ、それ言っちゃおしめーだろって自分にツッコんで、その作業進めるよね。とりあえず、1本作るまでは」
甲本 「そうだねえ。俺もうiPod…はじめて使い始めた時に、とりあえずストーンズとビートルズの音源は全部入れたの。シングルバージョンから何からとにかく全部」
真島 「あとさ、ベスト・オブ・ロック作ってるとさ、じゃあボブ・マリーはどうなんだとかさ」
甲本 「なるね」
真島 「エルモア・ジェームズはどうなのみたいな」

*Bob Marley(レゲエを世界に広めた最大の功労者)
*Elmore James(ロックの誕生にも貢献した伝説のブルース・ギタリスト)

真島 「じゃあロックってなんだ?って話になるじゃん。自分に問いかけるじゃん。お前のロックの定義ってなんだ?スタイルなのか、それとも何かこうワーッ!とうるさいのがロック?じゃあボブ・ディランどうなの?とかさ。ロックとは?っていう問いかけがあるよね」
甲本 「そうだねえ。それこそロバート・ジョンソン、であったり」
真島 「うんうん。ハンク・ウィリアムスだったり」

*Bob Dylan(デビュー45周年を迎えたロックの歴史を作った偉大なアーティスト)
*Robert Johnson(ストーンズやツェッペリン等に多大な影響を与えたブルースの神様)
*Hank Williams(20代にしてカントリー・ミュージックの基礎を作り上げた偉人)

甲本 「俺、ハンク・スノウは明らかにロックなんだよ。まあ細けえ話だけど。ハンク・ウィリアムスもロックだと思う」
真島 「そうするとさ、ビル・モンローとか、なんかちょっとビルビギー系統とかもさ、ロックを感じたりするわけじゃない?」
甲本 「するする。ビル・モンローするねえ」

*Hank Snow(力強く味のあるギターサウンドが特徴的。ジミー・ロジャースを敬愛していた)
*Bill Monroe(カントリー・ミュージック、果てはロカビリーの誕生まで多大な影響を与えた人物)

真島 「そうすると、ベスト・オブ・ロックっていう1本のテープ作る時にさ、めちゃくちゃ色んなことを考えて」
甲本 「で、出来上がったものが、わけがわからないものになってそうだよね」
真島 「(笑)」
甲本 「でも、なんか…そういうことじゃん、毎日やってることって。俺らが毎日ステレオの前に座ってさ、やってんのってそれなんだよなぁ。結局、1本のテープにできねえから、毎日ちょっとずつ聴いて」
真島 「そしてさ、でもその編集作業やる時ってさ、眠くもなんないし、お腹も空かないんだよね」
甲本 「そうだねえ」
真島 「ずーっとやってんだよ、何か。気づいたらもう朝とかになってる」
甲本 「そんでさ、そういう時ってさ、けっこう突き詰めてやってるから冴えてんだよなぁ、頭が」
真島 「そうそう(笑)」
甲本 「そんで、すげーのは、これは違うって切り捨てる時の感じ。これはベスト・オブ・ロックには入れませんっていう瞬間の、そのこう線引きがさ、けっこう明確に見えてきたりする時ない?」
真島 「あるね(笑)」
甲本 「今まで大好きで聴いてたはずのものでも、おめーはやっぱ違うよっていうさ(笑) で微妙なのがさ、例えばカントリーとか聴いてて、テネシー・アーニー・フォードとかカッコいいんだけど、でもベスト・オブ・ロックに入れるもんじゃねえなとかさ。これ微妙な線の上で、テネシー・アーニー・フォードいるんだよ(笑)」

*Tennessee Ernie Ford(カントリー・ミュージシャン“SIXTEEN TONS”が全米で大ヒットを飛ばす)

真島 「あと、それまでにちょっと考えながらもさ、録音してた曲の流れ…微妙に関係してこない?(笑) この流れん中に、これは入るんだろうとか」
甲本 「そうだねえ。一歩間違ったら、リッキー・ネルソンとかど真ん中に入ってくる時もあるしさ(笑) で気がつくと、世間で言われているロックっぽいもの…が全て排除されてる場合があるよね。ガーンと音がでっかくってさ、うるさくてさ、エレキがガンガン鳴ってるものが、どんどん端っこに追いやられてる時もあるね。ロック…なのとロックっぽいものは違うんだよな」

*Ricky Nelson(50年代後半~60年代前半に活躍した“ティーン・アイドル”)


■ むしむし軍歌

甲本 「なんで黄色い虫って歌ったんだろ俺。マーシーならわかる?」
真島 「まあ俺は今も全てわかってるけど、教えない。」
甲本 「全てわかってんだ?(笑)」
真島 「全てお見通し(笑)」
甲本 「今度 教えてくれよー(笑)」
真島 「黄色い虫っていうとなんだろね」
甲本 「黄色い虫ってなんだ」
真島 「黄色いチョウチョいるよね」
甲本 「いる。モンキチョウ。白いのがモンシロチョウでさ、形おんなじじゃん。同じ?」
真島 「わかんない」
甲本 「なんか同じ…っぽいよね」
真島 「形は同じだよね、確かに。あと黄色い虫っている?」
甲本 「あの…葉虫。葉虫が色んなのいてさ、黄色い葉虫。俺、透明な葉虫が好き」

*葉虫(葉っぱを食べる甲虫)

真島 「うん、いいよね」
甲本 「透明なあれ(笑) 黄色い、太陽も黄色っちゃ黄色いなのかなぁ」


■ 生き物

真島 「わけわからない生き物いっぱいいるんだろうなぁ、まだまだ」
甲本 「ちっちゃいのとかも、すごいちっちゃいのいるんだよね」
真島 「虫とかだってまだ発見されてないのとかいっぱい」
甲本 「いっぱいいそうだねえ。あの…共産圏とかもっとほじくってみたいね。あとね、なんかアマゾンとかまだ入って行ってないとことかいっぱいあるな。高~いとことか。そういうところにさ」
真島 「ものすごいやっぱ巧妙な擬態をしてるやつとか絶対いるからね」
甲本 「う~ん。甲虫、甲虫ってなんか惹かれるじゃん?」
真島 「惹かれる」
甲本 「なんだかすごく惹かれるでしょ。今 当たり前のように話してますけど」
真島 「昆虫の中で一番多いの甲虫だからね」

*甲虫(カブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシ、ゲンゴロウ、オサムシ、ホタル、テントウムシなど、非常に多様な昆虫が所属する。昆虫類のみならず動物全体においても最大の目である。種名のあるものだけでも35万種以上が知られている)

甲本 「で、全ての生物の中でも、今 発見されてるものだけ、名前がついたり図鑑に載ってるものだけ、全部合わせて哺乳類も全部、甲虫ってすごいんだって、割合が。それはもうね、神のね、趣味…(笑) 創造者のね、偏愛…を感じるっていう、なんかそういうことを言った昆虫学者いるよ」
真島 「甲虫が好きなんだ?」
甲本 「神様はね」
真島 「僕らも好きだもんね、甲虫」
甲本 「好きだよね。神様も色んなもんつくる中でさ、岩をつくりましょ、犬をつくりましょっていう時に、甲虫だけブワーッとものすげえ種類つくって並べたっていうね。趣味だなぁ、ホビー」
真島 「あの俺ね、一回あれやってみたいんだよね。森の中に白い布張って、ライトつけて。こないだね、テレビで見たんだけど。マレーシアの森の中でさ、飛んで来るんだよ。コーカサスオオカブト飛んで来るんだよ。ブーンって」
甲本 「すごそうだねえ。まあほとんど蛾なんだけどね(笑)」
真島 「そうそうそう。あんなことやってみたいなぁ」
甲本 「やってみたいねえ。やろうと思えばそんなに難しくないはずなんだけど、やってないことっていくつかあるね」
真島 「そうだよね。今度やってみる?」
甲本 「いいね。どこでもやっていいわけじゃないから」
真島 「そうだよね。どこでできるの?」
甲本 「例えば、渋谷でやったら何が来るんだろ?」
真島 「渋谷でやったら、ヤマンバギャルとか来るんじゃん、パラパラ踊りながら」
甲本 「白い布に?(笑)」
真島 「うん。光に集まって(笑)」
甲本 「今 ヤマンバいないんじゃない?生き物の話してんのに」
真島 「生き物じゃん(笑)」
甲本 「生き物だ(笑)」




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