suicide bambi

パンクロックからお笑いまで、気になることを気まぐれに。

ザ・クロマニヨンズ@RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008

とある評論家が言っていた。観賞した後すぐに感想を書くのではなく、1週間後改めて思い返して書き始めるのだと。そして、その時点で覚えていないことは大したことではないのだ!と。言っていたような気がしないでもない・・・(爆) ということで、ライジングサンからかれこれ2週間が経とうとしています。記事を書こうかなぁと思いつつも、怒涛のフェス(フジロック・サマソニ・ライジングサン)3参戦が終わってダメ人間まっしぐらの生活に戻りつつあったり、お風呂上りにどうでもいいオンラインゲームを朝までやって風邪を引いたりと、忙しい日々を送っていました。ここらで風邪もようやく治ってきたので、クロマニヨンズのライブレポだけでも何とか書き上げたいと思っている次第です。

とりあえず途中までですがアップしてみます。「魔の穴地帯」についてだけですでにかなりの文字数いってますが、ライブはまだまだ序盤です。2週間という月日は自分と記憶力との戦いであり、そろそろ記憶を捏造し始める段階に来ている予感がします。ライジングサンに参加した皆さん、大幅な記憶の捏造に気づかれましたらぜひお知らせ下さい。今さら記憶の修正も出来ませんけどね・・・(ノ∀`)



↓ 【 STANDING ZONE 】
後方にテントサイトが一面に広がっていて、前方にはレジャーサイトが通路を挟んで両側にあって、その先のステージ前中央のわずかなスペースがいわゆるスタンディングゾーン。実際に見ると思ってた以上に狭くてビックリ。ステージ近くで跳んだり跳ねたりモッシュしたり・・・しながらライブを見るという楽しみ方は、ここでは少数派らしい。遠くからまったり眺めるという見方が大多数を占めてるフェスな気がした。
sunstage_map

← 【 LEISURE SITE 】
テントを建てない人はここにレジャーシートなどを敷いて休憩したり、荷物を置いたり、仮眠を取ったり。入場と同時に場所取りが始まる!という噂を耳にしたので心配だったけど、1日目は(雨だったこともあってか)全然ゆとりがあって、荷物だけ端っこにちょっと置いたり。問題は2日目、ツアーで早めの時間に会場入りしたので、何の気なしにレジャーシートを広げてまったりしていたら・・・昼頃ふと気づいたらスペースがほとんど埋まっていて、場所探しに翻弄している人がちらほら。結局みんなそのまま次の日の夜明けまでシート敷きっ放しな感じだったので、思いがけず早めに来てて良かったね状態だった。

↑ 【 TENT SITE 】
テントサイトとステージとの距離が思っていた以上に近くてビックリ。テント泊する人にとっては夢のような空間なのかもしれないけど、ステージ近くで広々ライブが見たい人にとっては、(サンステに限らず)テント邪魔だなぁと思ったり思わなかったり。基本テント宿泊型のフェスだと思うので文句は言えないけど、初めてその光景を見るとステージに迫るように広がるテントの群れにはビビる・・・。




■ 2008/8/16(土) @RISING SUN ROCK FESTIVAL
『 ザ・クロマニヨンズ 』  
SUN STAGE / 17:00~17:40

BEAT CRUSADERS(~16:30)のライブが終わるちょっと前くらいに、サンステ前方のスタンディングゾーンへ向かう。最初にサンステを見た時は従来の会場に比べてスタンディングゾーンがやけに小さくて驚いたけど、前へ行ってみると意外に奥の方までスペースが続いているような印象。人が詰まっていて後ろから人をぬうように少しずつしか進めず、いつの間にやらビークルのライブが終了。自分たちと同じように前へ向かう人の流れがどんどん増加していく。この日は何となくコビー側に行ってしまって、やっぱりマーシー側に行けば良かったかなぁと思った時にはもう辺りは人でぎっしり。と、ふと地面を見るとぽっかりと穴が・・・直径50cmくらいありそうなかなりデカい穴が空いている。なんだこれ!?と。昨日の雨で出来たものなのか、それとも元々あったものなのか。スタンディングゾーンにこの穴は有り得ないだろ。ハマッたりしたらマジで危ないんじゃないの!?と、若干不安に感じながらもクロマニヨンズの出番を待つ。

メインステージのわりにはあんまり広い感じがしないステージ上で、クロマニヨンズのツアーTシャツを着たスタッフがセッティングしてる様子をぼんやり見ながら思う。ああ、今日は天気が良い。日差しが照りつけて汗が滲む。昨日思いっきり雨に降られたせいか、晴れているだけでそれだけでなんか嬉しくなる。青空の下でヒロトとマーシーを見るのはいつぶりだろう・・・。今年クロマニヨンズを見に行ったフジロックの日は曇っていたし、05年にハイロウズを見に行ったフジロックの日は雨だった。ここ数年、夏と青空が似合いすぎる彼らの野外ライブを天気のいい日に見れたことがなかった。確か炎天下の中で見たのは、03年にハイロウズを見に行ったサマソニの時以来かもしれない・・・。とにかくそれくらい久しぶりに青空の下で彼らのライブが見れる。北海道まで来てようやく晴れの日に出会えたというわけで、なんだか妙に感慨深い。



ライブ開始時間が近づいて、ステージ両サイドにある画面が次の出演アーティスト名を映し出し、サンステSEのブランキーのインスト曲「古い灯台」が聞こえてくる。(最初、ミッシェルの曲かと思ってたんだけどブランキーだった。) なぜここでこの曲が流れるんだか、変にテンションが上がってドキドキしてしまって困る。ライブが始まりそうな気配にワーッ!!と歓声が上がって人波がドーッと前へなだれ込む。もう流れるままに前へ行くしかない感じ。クロマニヨンズのライブの中では久々になかなかの圧迫具合。いつもは圧迫をそれとなくかわして、動けるスペースを求めてちょっと後ろへ下がって見てるから。けれど、この日は有無も言わさず前へ押し流される感じで。友達と「けっこう凄いね・・・大丈夫?」「まあ大丈夫。」なんて会話をしてるうちに、クロマニヨンズのライブ前にはお馴染みのスタッフの人が登場・・・したっぽい。

完全に人波に埋もれててステージの様子が見えないわけで。クロマニヨンズのツアーでは黄色いカッパを、フジロックでは皮ジャンを着ていたそのスタッフの人。友達に「今日は何着てる?」と聞いてみたら、「豹柄?トラ柄?みたいなやつ。」と言われてどうにも気になって、何とか人波の間からステージの様子を覗く。確かにトラ柄みたいなやつを着ていた。石狩でトラ・・・なぜだろう。「皆さん、準備はいいですかー?」といつものやつが始まったかと思うと、いつもは言うはずの注意事項の呼び掛けなどは行わず、早々にMCを終えて去っていった模様。フジロックでは1時間あったクロマニヨンズの持ち時間が、エゾでは40分という短さだったので、時間短縮を図ったのかもしれない。そうこうしているうちに「ウラウラウラウラ!!」と、【クロマニヨン・ストンプ】のオープニングの叫び声が聞こえてくる・・・

(他所から拝借セットリスト)
2008/8/16 @RISING SUN ROCK
   クロマニヨン・ストンプ
   うめえなあもう
   ヒャクレンジャー
   くじらなわ
   スピードとナイフ
   エイトビート
   レッツゴー宇宙
   キラービー
   歩くチブ
   紙飛行機
   タリホー

(ザ・クロマニヨンズ@ライジングサンのライブレポ・リンク)
● 夏フェス特集2008 SUMMER FESTIVAL|エキサイトミュージック(音楽)
● 第16回 ─ 〈ライジング〉復習編 Part.2 各アクトの詳細をレポート! - bounce.com 連載
● 〈RISING SUN ROCK FES. in EZO〉アーティスト・コメント第五弾! ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトと真島昌利が登場!! - bounce.com [ニュース]

(ライジングについて話してるラジオの書き起こし記事)
● [JUSTA RADIO] クロマニヨンズ×スカパラ茂木・・・ライジング'08、レコード選曲(ビートルズ/ボ・ディドリー)、レコーディング話。




■ クロマニヨン・ストンプ
テンションが上がる間もなく、よりいっそう前へ圧迫されてまあ身動きが取れない。メンバーは登場したのか?コビーの姿がチラッと見えたような気がしないでもない。ステージの様子が全然見えない。もう気配で察知するしかない。『人間人間人間人間・・・ワーッ!!』と曲が始まり、リズムにノって跳び跳ねたのもつかの間・・・次の瞬間にはもの凄い波に飲み込まれて、もう倒れまいとするのに精一杯。一曲目の宿命というか、曲を聞いてる余裕もなく前後左右へ激しく押し流される。ここ最近平和なライブが多かったので、久しぶりに気を抜いたらやられる!!という感じの空間だった。

数々のライブを経験してきて圧迫されてる状態にはある程度慣れているけれど・・・冗談じゃない不安が的中。運悪くちょうど穴が空いてる辺りに押し流されてきてしまった!これはヤバい!!と。とにかく穴を避けようと必死で逆方向に押し返してみるも、容赦なく穴の方へと突き飛ばされる始末。危うく落ちかけて何とか持ちこたえて・・・そのうちにほんとに落ちて倒れてしまう人が出始めて、危ない!!とすぐさまみんなで起こし上げる。そっからはもう右往左往ぶつかりながら何とかデカい穴から離れられたと思ったら、今度はやや小さめの直径30cmくらいの穴を発見。ええ~っ!他にも穴あるのかよ・・・!?ほんとにもうライブを見てるどころじゃない。危険すぎる。怖すぎる。魔の穴地帯。久々に【クロマニヨン・ストンプ】が死のテーマに聴こえた・・・。

初めてのライジングサンだったので、サンステのスタンディングゾーンのコンディションがいつもあんな感じなのかはわからないけど・・・あの穴はないだろ!と思う。前日もこの日も、クロマニヨンズの前にもモッシュが起こりそうなバンドのライブはたくさんやってたと思うけど、ここにいた人たちはみんなどうしてたんだ?何となく穴を避けて乗りきってきたのだろうか。危険以外の何でもない、速攻埋めるべき穴だと思うんだけど・・・。これまでに誰も指摘したり、問題視したりしなかったのか?ほんとに変な落ち方とかしたら、一歩間違えたら大ケガするんじゃないか?と思ったり。たぶんこれでケガしたら自己責任とかのレベルじゃなく、会場の管理責任で主催者側を問えるんじゃないか・・・?というくらい、ヤバい穴がそこにはあった。

もうとにかくここを脱出しなくては!!と思って。友達がまだ近くにいたので「ここ、マジでヤバくない!?」「ヤバいね・・・」「移動しなきゃ!」「どうやって?」「とにかくそっち(左)へ!」「行けるかなぁ・・・」「行くしかないって!」と、何とか共に移動を試みる。穴から遠ざかるように少しずつ左へ後ろへ、流れに逆らいながらも何とか隙間をぬって穴地帯から脱出成功。しかし、相変わらず人口密度は凄い。ほとんど記憶にない【クロマニヨン・ストンプ】が終わり、息つく間もなく次の曲が始まる。

■ ギリギリガガンガン
軽快なギターの音が聞こえ、『夕陽が眩しい・・・』と歌い出すヒロトの声。あーこの曲、嬉しい!嬉しいけど、えーと何の曲だっけ?紙飛行機だっけ・・・?危険地帯からやっと解放されて嬉しくてとりあえず跳び跳ねているけれど、脳内イントロクイズでは実は不正解だったり(笑)・・・何気にサビで気づく【ギリギリガガンガン】、野外で聞くとやっぱり気持ちがいい。『今日は最高!今日は最高な気分だー!』で空に向かって手を伸ばす。密度が濃いせいか広いようで狭い感じがする北海道の空の下、天気の良さと好きに動ける自由を噛み締める。ようやく自分なりにまったり楽しむ余裕が出てきて、飛び跳ねるたびにステージの様子がチラッと見える。ヒロトがいた。マーシーがいた。ここは北海道。それだけでなんかもう充分だった。

■ うめえなあもう
「北海道~!!」というヒロトの声が会場に響き、「うめえなあもう!」で曲がスタート。『カニよりうまいぜ 俺の足の方が・・・』って、そういや会場内の屋台でカニが一匹丸々入った鉄砲汁とか売ってたなぁ。まさに北海道な感じがして、『すすむ~』ウォホーイ!とはしゃぐ。しかし、周囲はサビでようやく「ああ、吉牛のCMで流れてる曲ね」と気づく感じの人が多数だった模様。盛り上がりがフジロックの時よりもっと薄くてちと寂しい・・・。人波の動きが緩いせいかあんまりステージの様子も見えなくて、それでも何とか『エビよりウニより 俺の背中のへん おそらく甘いぜ 俺の背中のへん』で相変わらず背中をペロッと出すヒロトの姿をキャッチ。もうね、北海道まで来たらね、ヒロトの背中も甘そうに見えてきますよ、そりゃ。今までどんなにライブで盛り上がってても、一向にヒロトの背中は甘そうになんか思えなかったけれど・・・ここへ来てついに感覚が麻痺してきましたよ(笑) ペロッとね、なんだかイケそうな勢いでした。

■ ヒャクレンジャー
カップリングの曲なのでやっぱり認知度が低いらしく、終始まったりムードの【ヒャクレンジャー】。実際自分も初めてライブで聴いた時はノリにくかった曲だし、そういう意味ではしょうがない気もするけど・・・クロマニヨンズのライブをよく見に来てる感じの人と、クロマニヨンズはイベントでたまに見るという感じの人と、クロマニヨンズはよく知らないけど何となく今見てるという感じの人とが、この辺りではっきりとわかってくる。色んな人がいるのがフェスの醍醐味でもあるけど、人数のわりにはノリがもっさりしてるというか腰の重たそうな人が多くって。これまでのライブではお馴染みになってきていた 『ヒールは黒 残りはヒーロー』 の前の「ハイッ!」っていう掛け声がほとんどなかった。というか自分もしてなかったし。何となくヒーロー像がヒャクレンジャーどころか孤高のレンジャーに思えた・・・。

■ くじらなわ
ここでけっこう長めのMC。相変わらず「今日は楽しみにしてたロックンロールのコンサートです!」って言っちゃうヒロトのライブに対する心意気が嘘でも嬉しい。「そろそろみんなで引っぱりますか?」みたいなことで、くじら来るー!!と思って海も近いしテンションが上がる。「最初はくじら~、お次はきりん~、最後はみんな~♪」でまず引っぱる。ギューギュー引っぱってる人とギューギューな所でポカーンとしてる人とがいたけど・・・何やら噂によるとクロマニヨンズのライブの時から次のミスチル(18:10~)目当てで前の方にいた人がけっこういたらしいので、この曲に限らずギューギュー(人口密度)のわりにポカーン率が高かったのはそういうことだったのかもなぁと。
いつものやつを引っぱり終えて、「皆さん、(流れは)だいたいわかりましたか?」ということで、今日はお次は何を引っぱるんだろうとワクワクしてたら・・・「まずはジンギスカン~、お次は毛ガニ~♪」って、3文字じゃないの来た!(笑)個人的には「ヒグマ」「キツネ」「シャケ」とか動物ものが来るかなと思ってたんですけど、まさかジンギスカンが来るとは!(そういや泊まったホテルのすぐ近くに「夜空のジンギスカン」っていう店があって気になったなぁ。)で、「ジンギスカン」「毛ガニ」と言った後しばし沈黙するヒロト・・・どうやら何も思い浮かばないらしい(笑) 照れ笑いしながら「最後は・・・メロン~♪」でにっこり。ということで「ジンギスカン」「毛ガニ」「メロン」で引っぱる!ギューギュー引っぱる!先ほどより引っぱり人口も増えて嬉しい限り(ノ∀`)

“引っぱる”と言えば、この日の頭(13:00~13:50/EARTH)にガガガSPのライブを見て、「つなひき帝国」という曲で『引けー引けー引きまくれー』とすでに何かを引っぱってた気がするので、個人的にこの日は1日に2回も引っぱってたことになるかも?(笑) というか今ふと気づいたけど、クロマニヨンズってガガガSPよりもライブ時間短かったのかよ!!北海道まで行って40分は寂しすぎる・・・。バースデイ(21:00~22:30/ BOHEMIAN)なんて夜中に1時間半以上、アンコール2回もやってたのに!

■ スピードとナイフ
「新曲を2曲やります!」ということで、まずこの曲。フジロックに続いてライブで聴くのは2回目。だけど動画サイトに上がってたPVを散々視聴したせいで、新曲発売前にも関わらずすでに8割方歌えてしまうという事態に・・・(笑) ええ、もちろん辺りを見回しても口ずさんでるのは自分だけでした。『夏は二人に暑く 冬は二人に寒く 世界は一つだった 昨日まで一つだった』 さりげなく季節が歌われているこの曲。ライジングでは昼間の夏の蒸し暑さと、夜の真冬並みの寒さが同時に体験出来るので、この歌詞が意外と染みてくる。ライジングではモッシュでワーワー騒ぐとかいうより、意外とこういうまったり聴く感じの曲の方が似合ってるのかもしれない。『スピードとナーイフ』の前の「オーオオ オーオーオオーオーオー」はもっとみんなでそろってやりたかったけど、皆さん真剣に聴き入ってる(ぼんやりしてる・・・?)ようでした。しんみりしつつもほんわかした気持ちになれる、こういう曲もなんだか好きです。

新曲を2曲やるって言うから、てっきり【スピードとナイフ】のカップリング曲でも聴けるのかな?とちょっと期待してたら・・・そうか、【エイトビート】もまだまだ5月に出たばかりの新曲でした。うーん、やっぱり新曲出すペース早いなぁ。

■ エイトビート
ヒロトのハープがリズムを刻む。駆け抜けてく音を追いかけるようにノっかって聴くのが心地よい。『ああ強く閉じて ああ塞いでいても 音速ジェット 突き刺さる リズム』 どんなに心のシャッターが閉まってる時でも、彼らの曲だけはいつでもなんかいいなぁと思える。きっとそう思えなくなったら人生終わりだろうなぁ。周囲がみんなわりとまったり聴いてる感じだったので、意外と感傷的な気分にも浸ったりして・・・。『ただ生きる 生きてやる 地上で眠り目を覚ます』 力強く響いてくる歌を噛み締めて、わりと空いてるスペースを見つけて思いっきり跳び跳ねてたら・・・モッシュの一団があっちからドーン、こっちからドーンとやってきて、曲にノってるどころじゃなくなってしまった。むむ?これはなんか嫌な予感・・・世の中には楽しいモッシュと楽しくないモッシュがある。ここから巻き込まれていくのは後者のモッシュである。

■ レッツゴー宇宙
さーて、クロマニヨンズのライブに馴染みのない人たちを置いてけぼりにする曲の始まりだぞー!(笑) 一発目の『そろそろだ レッツゴー!』で拳を上げた人の数がそのフェスに来てる純クロマニヨンズ・ファンの数といって過言ではない。(大人しく聴いてるシャイなあんちくしょうなファンの人もけっこういたかもしれないけど・・・)なかなか初見でノるのは難しい曲なんでね。マイペースで『レッツゴー レッツゴー』し続けましたが、宇宙はなかなか孤独な感じがしました。だけどその孤独感がかえって世界は広いんだなぁという宇宙規模な視野の広がりも感じさせてくれました。そんなこんなで一旦曲が止まって、いつもの「宇宙はいいな~」とメンバーが口々に言うやつが始まる。ぐにゃぐにゃした動きをするヒロトを見てるとなんだかニヤニヤしてしまう。再び演奏が始まる時、曲の展開を知らない人たちを置いてけぼりにして颯爽と駆け出してく感じのあの瞬間が、ちょっとだけ爽快でもある(笑)

■ キラービー
完全にモッシュにのまれてた曲。人にぶつかることを目的とした、曲を聴いて楽しむということを放棄した、ただ暴れたいだけのモッシュの嵐にのまれました。まあそれも有りなんだけど、自分は(勢い余って人にぶつかることはあっても)人に危害を加えることを前提に暴れたくはないし、基本的にはちゃんと曲を聴いてリズムにノって楽しみたいので、出来ればモッシュはちょっと離れた所でやってて欲しい・・・。『ブンブンブブーン』とマイペースにひょっこり跳び跳ねてたら、横から血の気の多そうなキラービー(野郎)が突っ込んで来るわ来るわで、もう自分の好きにノれないなら行ったれー!とモッシュに参加してやりました。モッシュの中はやっぱり痛いし、それほど楽しい気持ちにもなれず。腕にあった見知らぬ青アザはたぶんこの時に出来たような気がします。

■ 歩くチブ
【キラービー】からのこの流れはモッシュの中ではけっこうキツイ。でも体力的にはキツくなっていくのに止まるに止まれなくなる、息苦しさが気持ちよくなってくる(ハイになってくる?(笑)あの感じが好きだったりもする。否応なしにテンションが上がって『全身チーブ イエーイ!』と陽気に跳んでられると思ったら大間違い。横から後ろから前から歩くチブ(野郎)が突っ込んで来るわ来るわで、何が何だか記憶がございません。跳ぶたびに体ごと吹っ飛ばされて、息つく間もなく曲がどんどん速くなっていって、何度目の『全身チーブ イエーイ!』をしてるのかがいつになってもわからない。もう限界だー!って頃にやっと曲がゆっくりになって、さっきまでもの凄い形相で吹っ飛んできた人たちが途端に安らかな表情になって『ぜん、しん、チブ・・・』とまったり揺れている。人が気持ち良くノッてたのに横から突っ込んできてこんにゃろー!と思ったけど、なんかもういいや許すわ(((ノ´ー`)ノ・・・っていう最終的には穏やかな気持ちになれる曲。

■ 紙飛行機
もうすっかりみんな落ち着き放って聴いている雰囲気だったけど、自分はバカみたいに飛び跳ねながら聴くのが好き。でもやっぱり聴く感じの曲なのかな・・・?雰囲気を壊す程の激しいノリはもちろんしないけど、なんだか嬉しくなって少年のようにはしゃぎたくなってしまう。野外で聴くとまたとびきり気持ちが良くって、サビ前の『グルグル回って 少しガマンして』辺りで妙にワクワクして、サビまで来ると一転まったりとして『スーイ スーイ スララー』で抜けていく感じが心地良い。しかし、ここではたと気づきました。普段のクロマニヨンズのライブでは聞いたことがない、サビ前に周囲で起こった「オイ!オイ!」コール。テンションが上がって勢い余ったんだか、こちとら飛び跳ねて聴いてるとは言え、基本的にはまったりムードの曲なんでね。ああ、そっかー周囲でモッシュをしてた人たちは純クロマニヨンズのファンの人ではなかったのかー、と。やっぱり単に暴れに来た人たちだったのね、と。なんか納得。

■ タリホー
「今日はみんなありがとー」「この後も色んなライブがあると思うので、みんな最後まで楽しんでいってください」みたいなMCがあって【タリホー】スタート。あれ、もう終わり?もうタリホー?【弾丸ロック】とかやってなくない?・・・とやけに短いライブ時間に戸惑いつつ。やっぱり曲の認知度が高いらしくわかりやすく盛り上がる。『闇に溶けていく 海へ海へ』のとこで、ふとここは海が近い場所だということを思い出して急に海風を感じたり。(たぶん気のせい(笑)潮の香りとか全然しなかったし。)『まぶしい陽に昇る 空へ空へ』で空を見上げながら手を伸ばすと、やっぱり北海道の空は広いなぁ~としみじみ感じたり。しかし、『わーい タリホー!』とウキウキで飛び跳ねた瞬間に、鬼のようなモッシュが始まるのが何とも・・・(ノД`) 自分はただ上に飛び跳ねたいだけなのになぁ。こっちが跳んだのを合図にしてるかの如く、周囲でモッシュが勃発してこっち目がけて突っ込んで来るわ来るわで。上に跳んだはずなのに着地点がだいぶ右へ左へ移動してたり。



最後の方はほとんどステージ上の描写がないわけで、こんなどうでもいいモッシュエリア内レポをここまで誰が読んでくれるんだか非常に疑問ですが・・・一応最後まで書いてみました。会場(スタンディングゾーン)の構造上の問題なのか、単に自分がいた場所が悪かったのか、人口密度がやけに高かったせいか、フジロックの時と違って本当にほとんどステージの様子が見えませんでした。演奏終了後、向かってステージ右側の方へ歩いていったヒロトが、いつものように後ろを向いてズボンをペローンと下げて去っていった(らしい)様子も一切見えませんでした。ああ、少なくともマーシー側にいれば良かった。あれを見逃すなんて、全く何のためにクロマニヨンズのライブを見にわざわざ石狩まで行ったんだかわからないじゃないかー!(爆)

まあそんなこんなで色々ありましたが、この夏のクロマニヨンズのライブを総合して見ると、川崎より赤坂、ライジングサンよりフジロックでのライブの方が個人的には良かったです。重要なのは場所よりも見る環境なのかも?(もちろん場所も重要ですけど。)ちなみにThe birthdayのライブは、フジロックよりライジングサンでの方が良かったです。金銭的・体力的にはけっこうキツかったけど、色んなフェスにあちこち行ってみるのも楽しいもんです。

クロマニヨンズ@ライジングサン(客層の割合グラフ)

おまけのグラフ↑ 何となくいる感じの人は、クロマニヨンズ以降(ミスチル含む)のライブ目当ての人だったのかもしれない。宇宙と交信してる人は、あれだけ人がいれば一人くらいはいたと思う(笑)

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