suicide bambi

パンクロックからお笑いまで、気になることを気まぐれに。

[ザ・クロマニヨンズ/MONDO ROCCIA] どうかしてるアルバムレビュー

MONDO ROCCIA
クロマニヨンズのニューアルバム
「MONDO ROCCIA」を
先日やっと買ってきた!!

タワレコの袋がなんかカワイイので
CDと一緒に撮ってみた。

スマイルの真ん中にあるのは
タワレコの購入特典でもらった
「MONDO ROCCIA」缶バッチ。

さて、どうかしてるレビューでも
書いてみようかな。

どうせ誰も読んでない。
どうせ誰も読んでない。
だけど一応・・・

音楽の知識に富んだ、表現力豊かな、お行儀の良いレビューが読みたい人は
遠慮せずちゃんとした音楽雑誌を読むなり、他のサイトへどうぞ |ω・`)ノ"

→ Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: MONDO ROCCIA

ここに書く感想は
いい意味で「どうかしてる」彼らを
悪い意味で「どうかしてる」自分が書いてますので。

『突然バーン』という曲を、「脳内フィーバーが始まったのかと思った」とか書いちゃうたちなので。振り返ってみたら、「来たぞ、来たぞ」とか「いいね、いいね」という酷く漠然とした言葉を連ねてレビュー面してるので。特にまだアルバムを聴いてない人にはさっぱり伝わらないと思います。ちゃんと聴いた人にも伝わらない気もするけど・・・。

まだざっくりしか聴いてなくて、しかもヘッドフォンが壊れてたりして、あんまりいいオーディオ環境で聴けてないという点を加味したとしても、彼らが散々こだわったというモノ音源やダイレクト・マスタリングしたことによっての音の差異がまだピンと来てないという・・・駄耳っぷりも甚だしい。ので、音に関しての説明は期待しないでください。

そういえば先日の『太田総理』で太田さんが、ビートルズのリマスターCDが発売され、巷で「やっぱりリマスター盤はいい」と騒がれてることについて、「お前らに音の違いなんてわかるわけないじゃん!」とぶった斬ってました。方々に波紋を呼びそうな発言なので、自分が代表して音の違いがわかる皆さんには謝っておきます。すいません、あれはおそらく私の者のようなことを指したんですよ。

ん・・・?でもビートルズの過去のCDとリマスター盤を聞き比べていた『タモリ倶楽部』の企画を見たけど、それなりに音の違いはわかったような。ステレオ音質の通常マスタリングした『MONDO ROCCIA』を頂ければ、もしかして違いがわかるかもしれない・・・なんつって。深いこと気にすんなよ。ロックンロールなんだから。(ずるい考え方)



01. ジャングル・ジャミン
(作詞・作曲/甲本ヒロト) 2:18

オープニング(1曲目)らしい曲。ファーストアルバムの『クロマニヨン・ストンプ』的な、ほとんど掛け声ちっくな歌。「来るぞ、来るぞ、来るぞ、来るぞ・・・!」って感じの音。「レッツゴー ジャミーン」と歌った後の「わーい わーい」って掛け声が楽しそうだ。そっからサビへの流れがもうライブの情景しか思い浮かばない!

このアルバムは、曲順を決めるのにパソコンでシャッフルして聴いたりして、しっくりくる順を元に考えたと言ってたけど・・・むしろこの曲なんかは一曲目以外に考えられない気がする。アルバムの途中で始まられてもなんか困りそうだ(笑)


02. グリセリン・クイーン
(作詞・作曲/真島昌利) 3:05

曲の感想はシングルが出た時の感想記事の方に。
→ [ザ・クロマニヨンズ/グリセリン・クイーン] たまにはCDの感想を書いてみる

通りすがりの人が「クロマニヨンズの新アルバムってどんなもんかな?」とCDショップで何気なく試聴して、1曲目の『ジャングル・ジャミン』を聴いて「何のこっちゃ・・・!?」となった後、次に来るこの曲を聴くとおそらく安心するんだろうな。「おお~いいじゃん!これこれ!」ってな感じで。なかなかニクイ曲順だ。視聴機の前にいる君、とりあえず爆音で聴け!そしたらうっかり買ってしまうこと間違いなし。


03. 鉄カブト
(作詞・作曲/甲本ヒロト) 2:27

出だしの音でまず「なんか来たぞー!」って感じがする。歌い出しの音程が妙に低いのが気になる。同時に切なげな歌詞が心に響く。続けて高く歌い上げるメロディーでドキッとする。「いいじゃん、いいじゃん、この曲!」と。そして最後に気づく「鉄カブト」。これかー!噂の『鉄カブト』は。なるほど、なるほど、なるほどな。

発売前からどこからともなく耳にしていた「今回のアルバムの中では『鉄カブト』っていう曲が名曲らしいぞ」という前評判。こりゃほんとだわ。まんまとハマッてしまってちょっと悔しくもあるが、気づいたら繰り返し聴いている。だってすぐ終わっちゃうんだもん、この曲。2分半ないくらいで。あっという間に駆け抜けてしまう。もっと長く聴いていたい。気づいたら巻き戻し、繰り返し。おかえり、鉄カブト。

『鉄カブト』という言葉に惑わされるべからず。タイトルから想像してたのと全然違ってて・・・というかイメージにしにくくて謎な曲だったけど、評判に関しては「なるほど、そうだ!」と納得の一曲。フレーズのひとつひとつは凄く染みるけど、全体的な歌詞の意味はやはり謎。巷では色々憶測もあるようだけど、きっと謎ぐらいがちょうどいい。

「命はいい 記憶だけは 守ってくれ 鉄カブト」か。なくしたくない記憶がある人はそれだけ幸せな人なんだろうな。自分は記憶などなくしてもそんなに困らない気がする。ということは、あんまり幸せじゃないんだな・・・なんて考えて落ち込む。
いい曲聴いて落ち込むという負のスパイラル。でも思う。
記憶なんかなくしたって、自分はまた彼らのこと好きになる自信があるぜ!
記憶がなくなったら、またブルーハーツから聴き始めるよ。きっと。


04. フンカー
(作詞・作曲/真島昌利) 3:30

これはもう響きとノリの曲。火山について歌っているけど、これといってあんまり内容的なことは頭に入ってこず。けれどおそらくリピートして聴いてると、「フンカー フンカー ドドンドン」辺りが潜在意識の中に入り込んで、気づいたら鼻歌を歌っているかもしれない。途中に出てくる「国立公園の・・・」と歌う部分が、どういうこと?という感じの歌詞の内容とは裏腹に、妙にしみじみ歌われているのがなんかいい。


05. 炭酸
(作詞・作曲/甲本ヒロト) 1:50

イントロでもう「来た、来た、来た!」って感じ。「爆弾でもない 毒ガスでもない」という歌い出しでもう「おおっ!?」って引き付けられる感じ。爆弾とか毒ガスとか昔からそういう物騒な言葉好きだよね、彼らは。フッ・・・と、ブルーハーツの頃の匂いがしたような気がしたけど、いやいや、やっぱりクロマニヨンズなんだな。

『炭酸』ってタイトルの通り、弾むような音とリズムがいい。「あ~もう単純に好きだな!」って感じの曲。ライブで聴いたら絶対楽しいな、これ!結局、「炭酸みたいなやつ」の意味はわからないけど、あまり深追いはしない方が良さそうな気もする。各自想像してモヤモヤするように!以上!


06. ジョニークール
(作詞・作曲 真島昌利) 4:03

メロディーの展開がなかなかグッとくる。そして歌が染みる。すげーわかる。そうなんだよ。何にもわからなくなっても、どんな時でも、好きなものはやっぱり好きなんだよ。「とりあえずこれは確かだぞ」ということがひとつでもあれば何とか生きていける。彼らにとってそれはきっとロックンロールなんだろう。

好きなことは人それぞれたくさんあるだろうけど、クロマニヨンズが好きな僕ら(?)にとってもきっとロックンロールの占める割合は大きいだろう。ロックンロールの中にはクロマニヨンズがあって、ヒロトやマーシーがいて、マーシーやヒロトがいて、ギター弾いたり歌ってたり、跳び跳ねたり笑ってたり、カッコ良かったり鼻ほじってたり、まあなんつうか「ジョニー ゴー!」って感じだな。

そういやミッシェルに『ダニー・ゴー』って曲があったなぁ、全然関係ないけど。しかし「ジョニー」って言葉好きだね、これはほんとマーシーの曲だね。


07. ムーンベイビー
(作詞・作曲/真島昌利) 2:55

前のめりな感じではないんだけど、まあ音がカッコいいこと。ギターのリフ?がなんか好きだ。で、ギターソロ?がまたカッコいいでやんの!「ベイビー」って歌詞には表記されてるのに「ベイベー」つってんのがいいな。音は渋いけど、歌詞はちょっとロマンチックというか、可愛らしくもある。珍しくサビの歌詞が英語表記。何かをイメージして作った曲なのかな。サビの「COME ON BABY」の所はコーラスっぽくなってて、ヒロトの声じゃないんだけどメンバーの誰が歌ってるんだろ。


08. アウト
(作詞・作曲/甲本ヒロト) 3:27

とりあえず何か不愉快なことがあったんだろうな、ということはわかる曲。「アウトアウトアーウト!」と連呼するそのまんまななサビが意外と好きだ。意外とライブで聴くと染みるかもしれぬ。


09. 酒じじい
(作詞・作曲/真島昌利) 2:49

「・・・ん?どした?」って感じの曲。なんかすげー曲始まったぞ!なんと表現したらいいんだ、このフレーズの音は。気になりすぎるだろ。おい、途中で曲が止まったぞ。なんか手拍子始まったぞ!なんか「脳内にいるちっちゃなおじいさんが急に酒盛りを始めた」ような感じだ(笑)

意図することは何となくわかるけど、けっこうに思い切った歌だ。面白いっちゃ面白いけど、どうかしてるっちゃどうかしてる。歌詞にある「癒し」って言葉は自分もあまり好きじゃないからわかるけど、そうか、「デジタル」にはもう付いていけないのね、マーシーよ・・・と思った。「うめえなあ」という詞に『うめえなあもう』を連想したのは自分だけじゃないよね。


10. 突然バーン
(作詞・作曲/甲本ヒロト) 2:31

疾走感溢れるイントロでもう「いいね、いいね!」って感じの曲。タイトルから想像してた感じとこれまた違う。ストレートな歌詞がいい。しみじみとしたメロディーがなかなか素敵で「いいじゃん、いいじゃん!」と思ってたら・・・サビで突然「パーンパカパーン!」って聴こえたんだが、どしたどした!?(歌詞に表記されてないんだけど、正しくはバーンバババーンとかなのかも。)

ついにヒロト、なんか始まっちゃったかと思ったよ(笑) かなりキテんぞ、これは。どう捉えるかはそれぞれの自由だが、脳内フィーバーが始まったのかと思たよ!いや、きっとヒロトは大真面目なんだ。歌の展開に泣き笑いさせられそうだ。

「放課後の自転車置き場」にグッと来た人は幸せな学生時代を送った人だな。そして、歌詞に出てくる宇宙に見えた「直径30センチ」のものというのはレコードのことかな?と思った。違うかな。色んな音楽が詰まったレコードやCDって、ある種の世界であり宇宙だと思う。『MONDO ROCCIA』の宇宙はなかなか広くて深くて楽しいよ。


11. 恋に落ちたら
(作詞・作曲/真島昌利) 2:33

こりゃ深い。「あのね」っていうタイトルにはしないのね。そこがいい。タイトルと「あのね」しかない歌詞との兼ね合いが色々想像できて面白い。何となくヒロトが書いた曲かと思ったらマーシーの曲だった。ラジオの書き起こしをしてると、彼らの話し言葉には確かに「あのね」が出てくる。「あのね」は何となく幼くて可愛らしいイメージ。優しく語りかける感じがするし。

でもよく考えてみると、実生活の中で大人が「あのね」って話し出すことってあんまりない気がする。多くの場合、「あのさ」って話し始めないだろうか。そこを「あのね」って言っちゃう彼らは何とも愛らしい。いや、落ち着け。おっさんじゃないか、やつらは!愛らしいってなんだよ・・・(笑)

他人様の感想をチラッと見てたら、この曲を初恋について歌ってるように感じてる人が多いらしい。そうなのか。この曲に限らずだけど、恋愛関係の詞についてはあんまりピンと来ない。なんだか寂しい人生だな・・・この曲を聴くと色んな意味で切ないな。


12. エロこそすべて
(作詞・作曲/甲本ヒロト) 2:45

こら、かわいく「エロ エロ エロ」とか言ってんじゃねえ!(笑) 爽やかな掛け声で「ヘイ エロ」とか言ってんじゃねえ!ずいぶんと楽しそうに仕上げてきたな、彼らは。そのエロエロな掛け声をライブで僕らにやれと、そういうわけですね。いくつになっても純情な感情な僕らに求めるわけですね。

カッコつけるわけではないが、自分は「エロこそすべて」とは思わないなぁ。生きていく上で重要な要素ではあるんだろうけど。しかし、「エロって素晴らしい」で一曲作れるもんなんだな。「エロアンドピース」だもんな。おい、「ラブ」はどこへ行った?



このアルバムはトータルで34分くらい。平均すると1曲3分くらいかな?一番長くても『ジョニークール』の4:03、短いと『炭酸』の1:50。好きな曲は名残惜しく駆け抜けて行き、妙な曲もテンポ良くさっくり流れていく。彼らが今良いと思うものを、今思ったことを、ずっと変わらず好きなものを、ロックンロールでかき混ぜて詰め込まれたようなアルバムだと思う。

Comment

アリクイ says... ""
コメントは一期一会が多いので、アリクイなんて適当な名前を付けてしまったことを後悔しています。
モンドロッチャ、5枚は買わずお釣りもマーシーとヒロトにはあげませんでしたが、1枚しっかり買いました。今アルバムでは鉄カブトとジョニークールが双璧で、二人は本当にいつも同格であり対等だとしみじみエロ…いやしみじみ思います。
特にジョニークールでマーシーが叫ぶ「大好きなこと それだけある なくならない」にはノックアウトされました。
清志郎や永ちゃんのように自然に昔の歌を歌い続けていたら、武道館や東京ドームも満員にできるだろうキャリアと宝物のような歌を持っているのに、4年分のクロマニヨンズの歌だけをひっさげて全国のライブハウスを回る二人。
多くの人からリスペクトを受けている二人なんだから、もっと華々しく注目されてもいいはずなのに…と勝手に悔しい思いをしていたのですが、そんなことじゃないんだと。名誉も地位もリスペクトも関係ない、大好きなこと一つを最高の純度でできればそれでいい、ただそれだけなんですよね。
「トレイントレインはさすがに50前のヒロトにはきついよな~でも、やっぱ最高!」と言って、ライブ後の酒の肴に盛り上がるブルーハーツを私たちは知りません。記憶の中で歌うヒロトはいつまでも若々しいままで。

でも「記憶がなくなったら、またブルーハーツから聴き始めるよ。きっと。」

この一文に日曜の朝から涙腺を絞りとられてしまいました。
その感激をお伝えしたく、アリクイとして2度目のコメントをさせていただきました。

耳の底に残る低い叫びを忘れてしまっても、スピーカーから流れる歌声に何度でも心掴まれるだろう、遠い日のリンダリンダ。
2009.11.01 11:29 | URL | #- [edit]
bambi says... ""
>アリクイさん

再びのコメントありがとうございます。
とても印象深いお名前なので、むしろ好きな名前です。

モンドロッチャ、5枚買う余裕はなかなかないですよね。ごめんね、マーシー。
ただアナログ盤のツルツルとした存在感にはかなり惹かれて
うっかり買いそうになったのですが、家にレコードプレーヤーがないという
重大なことに気づいて寸での所で留まりました。

鉄カブトとジョニークールは外せませんよね!
「大好きなこと」について歌う彼らの音楽を聴くのが「大好きなこと」な
こちらとしては、ジョニークールにグッとこないわけがありません。

武道館や東京ドームを満員にできる清志郎さんや永ちゃんのような在り方には
ただただ凄くてカッコ良くて圧倒されてしまうけど・・・なんででしょうね、
自分はライブハウスを回る彼らの方がなんだか無性に好きです。
世間的に注目されてようがされてまいが、評価されてようがされてまいが、
売れてようが売れてまいが、そんなことはまるで関係なく。

彼らはおそらく欲張りなのではないかなと思います。
昔の宝物を握り締めて過ごすより、新しい宝物が作りたくなるんだろうなと。
「僕らの新しい宝物はどうだい?」「こっちの宝物もいいだろ?」と
毎回新曲を聴くたびにそうなふうに言われてるような気がします。

「トレイントレイン」や「リンダリンダ」を歌うヒロトの姿がいつまでたっても
若々しく思い描かれるのは、何となく山口百恵さんが歌ってる姿がいつまでも
若々しく思い起こされるのとちょっと似ている気がします。
その後の在り方も含めて“本物”である限られた人に対してしか
感じられない輝きが、あの頃の彼らや百恵さんにはあるように思えます。

でもちょっとだけしてみたいな、こんな会話。
「トレイントレインはさすがに50前のヒロトにはきついよな~でも、やっぱ最高!」
「リンダリンダで飛び跳ねてたら足やっちまったよ~俺も歳かなぁ、でも最高!」

>耳の底に残る低い叫びを忘れてしまっても、スピーカーから流れる歌声に
>何度でも心掴まれるだろう、遠い日のリンダリンダ。

こちらこそ日曜の夜にグッと来ましたよ、遠い日のリンダリンダ。
2009.11.02 02:07 | URL | #9jgEo1Cg [edit]
no name says... ""
鉄カブトは戦争に行く人の歌?
命はなくなっても家族や恋人の記憶だけはなくしたくない
2010.12.25 16:30 | URL | #- [edit]
bambi says... "> no name さん"
なるほど、そういう解釈もできますね。
「鉄カブト」については色んな説があるので、それぞれに思いを巡らせながら聴くのも面白いなと思います。
ただ、歌詞の意味することはさておいても、ライブで聴くと最高な曲なので個人的には大好きです。
2010.12.27 17:42 | URL | #9jgEo1Cg [edit]
1 says... "2"
読んでる人はいますよ。
これからも書き続けてください。
2012.02.21 00:58 | URL | #- [edit]
bambi says... "> 1 さん"
コメントありがとうございます。
気まぐれに書き続けようと思います。
2012.02.21 10:56 | URL | #9jgEo1Cg [edit]

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