suicide bambi

パンクロックからお笑いまで、気になることを気まぐれに。

CSフジ「ARABAKI ROCK FEST.10」を見てあれこれ。(ザ・クロマニヨンズ/The Birthday/UA+浅井健一)

【 ARABAKI ROCK FEST.10 】
5月1日(土)2日(日)宮城県のエコキャンプみちのく

→ ARABAKI ROCK FEST.10 - フジテレビONE/TWO/NEXT


ずっと見逃してたCSのARABAKIの放送をやっと見たので、それの感想というか見て思ったことをあれこれと。ライブレポではないのでご了承ください。

ライブの模様とドキュメントと、怒髪天のボーカル増子直純が屋台で出演後のアーティストをもてなすコーナーと、なかなか面白い構成でした。増子さんは土木作業員みたいな格好で口の周りにぐるりとヒゲメイク・・・権造かよ!っていう(笑) イメージはたけし演じる鬼瓦権造でしょう、たぶん。似合いすぎている。

元々口が立つ人だとは思ってたけど、それにしてもしゃべりが達者すぎる。2日目は特にヘルプ女将役がまちゃまちゃだったので、2人で軽快にやり取りしてて、どう見ても芸人さんにしか見えませんでした・・・ロックバンドの人だよね!?

肝心の怒髪天のライブを見てないんですが、もしやバンドとしては出演されてなかったんでしょうか?スゲーな、兄ぃ!



前半、若手のバンドが全然ピンと来ず。カッコいいっぽい音は鳴ってるけど、ガチャガチャしていて聴きづらいというか。いいロックバンドって意外とポップな面があると思うんだけど、琴線に触れるメロディーラインがなくて。たまたまそういう曲だったのかもしれないし、好みの問題・バンドの多様性と言われればそれまでだけど、若手のバンドがまともに聴けない偏った耳になってしまったのかもしれない・・・。悪く言うつもりはないんです、ごめんなさい。

と謝っておいて、とあるハイスタっぽい雰囲気の邦バンドについて。以前に何かのバンドの前座で見たことがあって、個人的にはいまいちに感じたんですが、今回のライブもやっぱりいまいちに感じた。しかし会場は大盛り上がりで、観客みんな楽しそうに飛び跳ねていて、こういう時代か~と。時代は流れてるんだね、ロックンロール。

パスカルズというグループ。ピアニカ、バイオリン、トランペットなど色んな楽器でアコースティックオーケストラ的な音を奏でてる中・・・“たま”のパーカッションだった石川浩司さんがランニングではなく、女性物のワンピ型水着?を着て、両手に鈴を持ちながらステージを走り回ってました(笑) どういうこと!?

邦楽のみのフェスかと思ってたら、海外のバンドも何組か出ていたようでビックリ。でもあんまり盛り上がってなかったような印象で、やっぱり洋バンドを見る雰囲気の所じゃないんですかね。サマソニに出てそうな感じのバンドもいたけど、全体的に穏やかな系統の音楽でした。



ザ・クロマニヨンズ

夕暮れ時、ちょうど日が傾いて薄暗くなってきた境の時間帯の「タリホー」!最後の曲だったかな。ヒロトは歌いながら途中でTシャツを脱ぎ、マーシーはリンゴを包むような白のザックリした編み目のやつをTシャツの上に重ね着。何とも気になる服装!

そろそろライブ映像を流す時、「タリホー」以外の曲を流してはくれませんかね?いつもいつも「タリホー」じゃないか、と。そろそろ飽きてきてしまったというか。いや、実際ライブで聴いたらそれはそれで確かに楽しいんだけど。やっぱりクロマニヨンズの代表曲と言ったら、「タリホー」になってしまうのか。フェス客は代表曲を欲するわけで、ハイロウズで言ったら、いつまでも「ミサイルマン」を聴きたくなってしまうのと同じなんでしょうか。夢中になっている側にいると、外から見た印象はなかなかわかりかねます。

クロマニヨンズにもいい曲・好きな曲はたくさんあるけれど、夏はやっぱりハイロウズが聴きたくなる。一般的に広く知られている曲を生み出した方で言えば、未だにハイロウズの方が知名度が高いというか、クロマニヨンズとはまだまだブルーハーツやハイロウズを引用しないと説明しづらい。今この瞬間、リアルに感じられるクロマニヨンズに勝るものなんて本当はないんだけど、ハイロウズを聴きたくなってしまうこの心情は何だろう。

クロマニヨンズのライブ定番曲に飽きてしまったのか、たまには違う曲が聴きたくて久々にハイロウズの曲が聴きたくなってしまうのか、もうライブで聴けるはずもない・・・ないものねだりのアイウォンチューなのか。フェスはやっぱりトータルで色んなバンドを見るものなので、そこだけ(クロマニヨンズの一場面だけ)切り取って見ると物足りなく感じてしまうものなのかもしれない。

とりあえず今はフェスよりワンマンのライブが見たい気がする。定番曲もいいけど、お馴染みのシングル曲も悪くないけど、久々のアルバム曲とかお楽しみのカバー曲(ラモーンズの電撃バップ)とかをもっともっと聴きたいし、期待の新曲「オートバイと皮ジャンパーとカレー」も早く聴きたい!そういえば「ヤッターキング」はどこかのライブでやりました?まだやってないような、あれもいつかライブで聴きたいです。



で、居間でクロマニヨンズのライブを見てたら、父に「これ、カレーうどんの人?」と言われました。「・・・うん、そうだよ。」と答えると、「それっぽい歌い方してるからわかったよ(ニヤリ)」だって。ヒロト=カレーうどんの人、という認識をしてるのは、この広い世の中でもウチくらいなものでしょう。「リンダリンダの人」ならまだわかる。ブルーハーツを知ってる世代の人はそう言う人も少なくないかもしれない。

ウチは、母がなぜかハイロウズの「カレーうどん」をたいそう気に入っていて、車の中でよく聴いているので、父も何となく覚えてしまったらしいのです。なぜハイロウズの中でもかなりマイナーな曲の「カレーうどん」にそんなに食いついているのは未だに謎なんですが。

まだ母の方はヒロトのことを「リンダリンダの人」と認識していますが、父は「カレーうどんの人」として最近認識し始めたようで。もしどこかでヒロトに遭遇して、もし見たことがある人だと気づいて、もし声をかけるとしたら、ウチの親は「カレーうどんの人ですか?」と聞くのだろうか。きっとヒロトはキョトンとした顔で「違います」と答えるでしょう(笑)



うつみようこ & YOKOLOCO BAND

ドラムが元ミッシェルのクハラさんだし、名前はよく聞くけど、ちゃんとライブ映像を見たのは初めてかも。「津軽海峡冬景色」を歌い上げてました・・・何とも渋い!オリジナルの曲も聴いてみたいなぁ。どういうバンドなのかますます謎が深まった次第です。

SION with THE MOGAMI

SIONと言えば、ラジオで伊集院さんが昔からSIONが好きでライブに行った話をしてたのを思い出すけど・・・確かにめちゃくちゃカッコいい。それなりに知ってはいたけど、こんなにカッコいい人だったのか!と。風格と迫力とあの渋い声と、力強くもどこか優しげな歌。イベントとかで機会があったらライブ見てみたいなぁ。

LOSALIOS×沖 崇信

達也さんはやっぱりカッコいい。音も間違いなくカッコいい。でもやっぱり歌を待ってしまう。インストバンドに未だに慣れない・・・。

ROCK'N'ROLL GYPSIES

聴いててもの凄く落ち着く、ガッシリした重めの音で。前半の若手バンドのモヤモヤとした印象を吹っ飛ばすような、圧倒的な感じ。やっぱりこういう音はいい。



The Birthday

辺りはすっかり夜。チバのMCがあって「涙がこぼれそう」 歌とメロディーが胸を締め付ける。でもギターが・・・ジャカジャカ鳴ってない。いまひとつ求めてる音じゃない。アベじゃない。ミッシェルとザ・バースデイを比べるなんて不毛なことだとわかっている。だけど未だに頭の中で響いてる音が鳴り止まない。それはバースデイの音じゃない。どうしてもギターの音が違う、と思ってしまう。この思いはいつまで続くんだろう・・・と。

「涙がこぼれそう」「愛でぬりつぶせ」 チバの詞的センスはあれから変わったんだろうか。違和感があると言えばある。決して嫌いじゃないし、いい曲だなとは思う。切なく感じるし、心に引っかかるし、ソワソワする。何かが違うと言えば何かが違う。よくわからない単語の羅列で歌ってくれよ。昔はそんな詞ばっかりだったじゃないか。カタカナの羅列で叫んでくれよ。あの時は意味よりも確かな衝撃があったんだ・・・。

グチャグチャとした、後ろ向きに引っぱられる思いは、ツイッターじゃ書けないからここに。ミッシェルをリアルで聴いてない世代だったら、きっと素直にバースデイの曲が聴けたと思う。幸運にもリアルな時代を過ごして、なのにひねくれた大人になってしまって、だから他の何かが悪いわけじゃない。素直な大人になるのはなかなか難しい。



UA special guest: 浅井健一

UAだけ4~5曲歌ってました。何か特別なライブだったんでしょうか。UAは2ndの(「悲しみジョニー」や「歪んだ太陽」が入ってる)アルバムが好きで、あの頃の曲も何曲かやってたけど、CDのイメージと比べるとだいぶアレンジされていた。なので、CDのあの感じの音を期待しているとちょっと残念。歌が聴きたいのに、トランペットの音とかがちょっと目立ちすぎてるような気がしたり。

そして浅井健一・・・ベンジー登場!AJICOとしてやるのはもう10年ぶりくらいらしい。ということは、自分はもう、ゆうに10年以上は浅井さんの音楽を聴いていることになる。そろそろ「ベンジー」って呼んでいいかな。今日からベンジーって呼ぶことにするよ。

5月の東北は桜もまだ咲いてないような気候で、人の格好を見てると夜は真冬並みの寒さのよう。チバは歌いながら白い息を吐いていた。ベンジーはシャツ一枚でいつも通り胸を深めに開けてる状態で、UAに「薄着じゃない?」と言われていた。いつもあの胸元を見るとドキッとする。はだけすぎ!で、やっぱりベンジー太った?髪形がちょっと変わったんでしょうか。イメージは変わってないんだけど、丸くなられたような・・・気のせいですか?

「美しいこと」「波動」が酷く懐かしくて。最初ベンジーの声があんまり出てないような気がしたけど、サビで伸びやかな高音。やっぱり2人の声のハーモニーが凄くいい!UAの伸びやかな声は、未だに驚くほど心地良く響いてくる。

「波動」はほんとに久々に聴いた。昔、何度かカラオケで歌ったことがある気がするけど、今思うとどうやって歌ってたのか・・・あんな声、出るわけがない!ただ、口ずさみたくなるような、凄くいいメロディーで。久々に聴いたベンジーのギターの音も、相も変わらず凄く好きです。手癖ギターと言われてても好きです。久々に生で聴きたくなりました。そうだ、ライブに行こう。



THE BACK HORN

ライブはけっこうご無沙汰になってるバックホーン。だけど曲を聴いた瞬間に心を引っかかれて。「ブラックホールバースデイ」はますます歌に迫力が出て、地に足がついてる感じがした。よく考えたら、この世代のバンドでこんなふうに好きなのは珍しいような・・・ほとんど唯一かもしれない。似た雰囲気のバンドは他にもいるけど、他のバンドはピンと来なくて。なんでだろう、バックホーンにだけグッとくるのは。どちらかというと、好きなのは最近の曲より初期の頃の曲だったりするけど。

バックホーンとの出会いは今でも覚えてる。その昔、ミッシェルが出演したラジオをテープに録音していて、CMカットする時に合間に流れてたバックホーンのメジャーデビュー曲「サニー」を聴いて・・・妙に気になって気に入って、カットせずにテープに残して何度か聴いていた時期があった。気にはなりつつも時は流れて数年後、映画「アカルイミライ」の主題歌だった「未来」が気に入って、アルバムを何気に借りて聴いてみたらガッツリハマッてしまったという感じです。

やっぱりライブは楽しそうでいいなぁと。普段見てるバンドのライブに比べるとやはり年齢層が若い気がするけど、熱気が溢れてて楽しそうなのはいい。鬱々とした曲の時に客が笑顔ではしゃいでる光景を見るとちょっと考えちゃうけど、鬱々とした日々を健全に発散させるという意味では悪くないのかもしれない。



フラワーカンパニーズ

フラカンは2日目のトップだったんだっけかな。「元少年の歌」は聴けば聴くほど染みてくる。真っ昼間の青空の下で見るメンバーの姿は、思ってた以上に・・・おじさん!だ。みんな年を取ったもんだ。いつの間にか大人の代弁者だ。社会の中であんまりうまくいってない大人の代弁者だ。そんな時代の流れも悪くないね。

「元少年の歌」その他もろもろの素敵な歌をぜひ生で聴きたいです。秋にニューアルバムのツアーが始まるらしいので、渋谷AX辺りに行ってみようかなと思ってます。行くとしたらたぶん一人なので、もし俺も行くぞ!って人がいたら声をかけてください。一緒に歌って踊りましょう(´・ω・`)

Comment

nemuri says... "フラカン@AX"
bambiさん、はじめまして。
いつも密かに拝見しております、nemuriと申します。
ずっとコメントしたかったんですが、軟弱者なので勇気がなくて・・・。
でも、これは、私が手を挙げなきゃ、イケないと思いまして。
フラカンのライブ!
私、行きますよ!
ライブは、いつも一人で乗り込んでます。
ぜひ、bambiさんと一緒にフラカン観たいです!
よろしくお願いします。
2010.08.23 13:07 | URL | #- [edit]
アリクイ says... ""
こんばんは。ARABAKI!
タリホーは仕方ないよねぇ、唯一かろうじて一般人にわかるクロマニヨンズの歌。それでもギリギリアウト気味だし。
ハイロウズの青春、日曜日レベルの歌が欲しいなぁと思うけど、なんかもうどう考えてもそんな歌でなさそうな(笑)
自分達に求められているものを全部わかった上で、全部外してくるからねクロマニヨンズ。

ヒロトとマーシー二人いるからこそなんだろうね。二人がやりたいことだけやる。
ホント、誰も触れない二人だけの国にいるみたいな。
そういう発展性がないものは本来好きじゃないんだけど、
二人は25年前から、服装もスタイルも変わらないほど完成されてしまってるから仕方ない。
チバさんもそういう感じがするなぁ。
(ところで、なぜチバさんは過去の歌を歌わないんだろう?
ベンジーの自由度がうらやましいところです。)
2010.08.23 23:25 | URL | #Xlf.8pIU [edit]
bambi says... "> nemuri さん"
はじめまして。密かに拝見してるだなんて嬉しいことを・・・!
たわいもないブログなので気軽に覗いてくれて大丈夫ですよ。

そちらのブログを拝見したら、凄くフラカンお好きなんですね。ライブレポ楽しませてもらいましたよ。ぜひ一緒にフラカン観ましょう!

イベントでは何度か観たことあるんですけど、ワンマンはまだ未体験なんです。前回、恵比寿リキッドのライブに行き損ねて凄く後悔したので、今回はぜひ観たい!
こちらこそよろしくお願いします。今度メール送ってみますね。
2010.08.24 00:29 | URL | #9jgEo1Cg [edit]
bambi says... "> アリクイ さん"
タリホー、ギリギリアウト気味ですか(笑)

>ハイロウズの青春、日曜日レベルの歌が欲しいなぁと思うけど、なんかもうどう考えてもそんな歌でなさそうな

いや、まだ出るに違いない!と信じてます。「エイトビート」を聴いた時は、まだこういうの書いてくれるんだ~と思ったし。今まで出たクロマニヨンズのシングル以外の曲の中にも、もっと評価されてもいいはずの曲はあるし、もっとライブでやればいいのにと思う曲もあるし。

ただ、「青春」「日曜日」レベルの歌になるには、単にいい曲を作るという以外に、ドラマか何かの主題歌とかCMソングにならないといけないんだろうなと思ったり。

ヒロトとマーシーは自分のやりたいことをやりつつも、なんだかんだ世の中にうまいこと発信(存在アピール)できてる気がします。意識してるのかしてないのか、(好きな曲のカバーができるからとは言え)CMに出演したりとか、定期的にちゃんとメディア露出してるし。スタイルを保ちつつも、その辺のバランスを取ってるのは凄いなぁと。

チバさんも今を生きてる人なんですかね。おそらくミッシェル以外ではミッシェルの曲を歌うことはないだろうと思います。アベさんが亡くなった時も、あくまでザ・バースデーの曲を歌ってましたし。ちなみにベンジーは自由度が高すぎて、ライブに行くと何のバンド(何名義)の曲をやってるのかわからなくなります(笑)
2010.08.24 03:09 | URL | #9jgEo1Cg [edit]

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