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パンクロックからお笑いまで、気になることを気まぐれに。

NHK-BS2「SUMMER SONIC 2010」 第1夜(オフスプリング/ニッケルバック/スマッシング・パンプキンズ)

2010年9月7日(火) NHK-BS2 午前0:15~ 放送
SUMMER SONIC 2010 日本最大級のロックフェス「第1夜」


【 SUMMER SONIC 2010 】
NHK 番組表 > SUMMER SONIC 2010 日本最大級のロックフェス「第1夜」

日本最大級のロック・フェス「サマーソニック」
第1夜は、オルタナティブ・ロックの猛者たちを紹介
[ 出演 ]
BLACK REBEL MOTOR CYCLE CLUB
BIFFY CLYRO / HOLE / the HIATUS / NADA SURF
NICKELBACK / THE OFFSPRING / PAVEMENT
the pillows / PIXIES / THE SMASHING PUMPKINS
~ 千葉マリンスタジアム・幕張メッセで録画 ~

今年はなぜかNHKで放送することになったサマソニ。キッチリしてると言えばそうだけど、やっぱり何となくお堅い印象でした。なんでNHKがサマソニの放送権を買ったのか。「前回の相撲中継がなかったからじゃない?」と言ってる人がいたけど、まさかそんなわけないじゃんね(笑) 相撲中継が中止されてお金が余ったからサマソニでも買って放送するか・・・なんて、まさかね!?

ちなみに、ライブを実際見た感想はこっちの記事に。色々書いてしまってややこしいんですが、サマソニ1日目とNHK BSで放送された第1夜の出演者は異なるので。
[SUMMERSONIC'10] 1日目・・・覚え書きとセットリスト (矢沢永吉/オフスプリング/スマッシング・パンプキンズ)



THE OFFSPRING (MARINE)

「オルタナティブロックの重鎮、オフスプリング」と紹介ナレーション。オルタナティブロックって、どうもピンと来ないんだけど・・・パンクじゃダメなの?メロコアならまだわかるんだけど。NHKは第1夜をなぜそんなに「オルタナティブ・ロック」で括りたかったんだろ。

まずはインタビュー映像から。サマソニには3回目の出演。07年のマウンテンでのステージは見たけど、自分がサマソニに行き始めた前の年(02年)にもマリンで演っていたようで。ライブについては「ファンのためだけでなく、みんなが楽しめる有名な曲をやる」とのこと。やっぱりフェス向けの選曲をしてるんだなぁと。ファンとしてはその後にワンマンがあれば文句なしなんだけど。ツアーはまた新作が出た頃、まだずっと先かな・・・。ちなみにインタビューしてる女性はNHKのアナウンサー?永ちゃんをステージ裏でインタビューしてた人とたぶん同じ方です。さすが英語しゃべれるんですね。

「 Come Out And Play 」
アリーナで見てた時はスタンドの空き具合が気になったんだけど、やっぱりオフスプのライブは・・・スタンドでお行儀よく座って見るという選択肢はないな!あの状況でジッとしてろ、という方が無理な話。アリーナのまんべんなく盛り上がってる様はやっぱり凄い。みんな、もれなくノリノリでニヤけた面してるか、意図せずモッシュに巻かれて困惑してるかのどっちかだなぁ!

ステージ上には、メンバーの足元にあるフロントスピーカー?の並びに小型のファンが回っていて、こんなの付いてたんだ!?と。そりゃ演奏してる側も暑いでしょうしね。どのバンドの時でも付いてるのか、それともオフスプ仕様なのか・・・他のバンドのライブを確認したら、また違うファンが回ってたりしたので、オフスプ仕様だったようです。

ライブ中は一切記憶がないメンバーの姿をしみじみと拝見。素晴らしき安定感で若者を揺らす(モッシュさせる)彼ら。数年前に初めてオフスプのライブを見た時、友人は思いのほかメンバーがオッサンでショックだった・・・と言ってたけど、自分の中ではそんなにイメージとかけ離れてなくて。曲はよく耳にしてたものの若い頃の映像をあんまり意識して見てなかったせいか、気づいた時にはずっと活動してたし、グリーンデイのさらに上の世代なわけで、そりゃオッサンにもなっているでしょ!と。

「 You’re Gonna Go Far Kid 」
これまたテンションが上がる曲。ボーカルのデクスターはあまりステージ上を動いてる印象がないんだけど・・・この曲の時はギターを置いて、マイクスタンドを握り締めながら、そしてマイク片手にゆっくりステージサイドへ移動しながら歌ってた。こういうの、ライブ中は全然気づいてないなぁ・・・。「Come Out And Play」はクールな感じでどっしりと歌ってたけど、この曲は前のめりな感じて観客向かって歌っているように見えた。サビへ行く流れがたまらない曲で、待ってました!感で飛び出す、端から見るモッシュがまた面白い!ステージからのアングルで見る、アリーナの観客が一斉に跳ね出す映像がなんだかキレイ。

「The Kids Aren’t Alright」
前の2曲はまだまだ明るい日暮れ時だったけど、最後のこの曲になると一転、すっかり日が暮れて辺りは真っ暗に。引きの画ではアリーナエリアは真っ暗で、ステージが赤身がかった照明で浮かび上がってた。明るいうちはあまり目立たなかったスモークがステージ上に浮遊していて雰囲気があったり。歌に合わせて振り上げられる観客の手の影がまたいい。この歌はコーラスの所が妙に好きで、ライブの時は自分はこっそりコーラスを歌ってます。

いつの間にかサングラスを取ってるデクスター。そして今さらだけど、ギターのヌードルズがまた変わった髪型しているのが気になる。金髪と黒髪でデザインされてるけど、何をイメージしてるんだろう。次に会う時はまた違った髪形をしてるんだろうなぁ。



PIXIES

ピクシーズのメンバーってこんな人たちだったのか!思ってたイメージと全然違ってた。ボーカルの方は太られたのか、元からこういう体系の人だったのか。ベースが女性でまたビックリ。ニルバーナにも影響を与えたというピクシーズ・・・独特な世界観で、わかるようなわからないような。でもギターは確かにカッコいい。「Tame」低いトーンで迫るように歌っていた所に、サビで急に叫ぶような歌声。ああ、ニルバーナっぽいかも!これはカッコいい!

HOLE

2010年再結成したらしい。ちょっと前まではこういう女性ボーカルのバンドがけっこう好きで色々聴いてたんだけど、へヴィーな歌声は凄く好みなんだけど、今はあんまりピンと来ない・・・そんな時期らしい。当日は、なんかボーカルがコートニー・ラブっぽいなぁとぼんやり思ってて、後になって本当にコートニーのバンドだった!ということに気づいて、自分の夏ボケ加減が怖くなった。

the pillows

「日本のオルタナティブロックバンド」って・・・紹介は合ってるの?あと、アクセントが「ピ」に置かれて発音されたけど、「ロ」の方だと思うんだけど。こういうNHK独自の発音は何なんだろう。3度のアメリカツアー、去年に武道館公演を行って、「今が旬なバンド」って・・・紹介はどうなの!?けっこうに長くやってるバンドでしょう。旬とかそういうことじゃないような。逆に安っぽくなる紹介の仕方はやめた方がいいと思います。

「ロック大好きか?」(歓声)「オッケー、サマーソニック。連れてってやるよ。この世の果てまで!」MCが熱い・・・!ピロウズって昔から知ってるけど、ちゃんと聴いたことはなくて。ミッシェル世代のファン層と被るみたいで、名前はよく耳にするんだけど、チラッと聴いてみた感じ・・・あんまりピンと来ないんです。好みの問題なんでしょうね。

BLACK REBEL MOTOR CYCLE CLUB

女性ドラムだったのか。以前見たPVがカッコ良くて、あとバンド名が何となくカッコ良いなと思って、CDを借りてみたけどほとんど聴かなかったバンド。あんまり起伏がない、まったりとした、無機質な感じ。こういうのがハマる気分の時もあるんだけどね。

BIFFY CLYRO

ストーンズやレッチリの前座を務めたことがあるらしいこのバンド。先日、イギリスのレディング&リーズフェスのネット配信で見たバンドだ!ライブ映像を見てけっこう気に入って、後でサマソニに出てたと気づいて見たかったなぁと思ったけど・・・ここで放送されたのは「Many of Horror」というバラード調なスローテンポの曲で。レディングで聴いたアップテンポなロックな感じの曲の方が良かったな。

the HIATUS

エルレガーデンの細美武士のバンド、「日本のオルタナティブロックの中核的存在です」って・・・紹介は何!?初耳なんですけど。ファンの人、ごめんなさい。退屈すぎて、ウエノコウジ(元ミッシェル)のベースを聴く気にもなれませんでした。



NICKELBACK (MARINE)

ステージから格好からシンプルで無駄がなくて、だけど骨太なサウンド。ハードロック、メタルに近い音か。メンバーの格好は黒いパンツに黒いTシャツ。ステージ上がほとんど黒い。黒に包まれたステージ。かと言って過剰な威圧感もなく、研ぎ澄まされてる感じ。こんなにシンプルなバンド、久々に見た気がする。ステージの背後にはバンドロゴを印したような幕の一枚もなく、フロントのスピーカー?もなくて、驚くほどスッキリとしている。ドラムセットの両脇に整列するように、2段にキチッと積み上げられたアンプの配置がまた変わってて面白い。

「Burn It To the Ground」
ハイエイタスと比べると素晴らしくいい音・・・なんて言ったら怒られるかな。自分の耳にはこっちの音の方がしっくりくる。地に足が付いてるというか。この曲はボーカルのチャドが持ってる変形ギターまで黒。辺りが暗かったら、本当に闇に同感するんじゃないか?っていうくらい全体的に黒いのがなんかツボだ。今さらだけど、スタンドじゃなくてアリーナで見れば良かったかも。ハードすぎない縦揺れで、振り上げられてる拳が凄く気持ち良さそう。

「Something In Your Mouth」
曲によってチャドのギターがたびたび変わる。この曲は、ドラムにもあるバンドのロゴらしきものが印されたギター。ギターのライアンはフライングVだな。バラード調の「Photograph」、凄く聴き覚えがあるけど意外と有名な曲?ちょっとしっとりいい感じ。切ない系の曲もいい。思ってた以上にニッケルバックが好きかもしれない。一気にサマソニの時にトリップしてしまう曲。観客を映してる映像で、手を振り上げる歓声の合間に、誰かの杖のような補助器具まで上がってる!足は大丈夫なの!?そういうのが平気になっちゃう力を持った音楽って素晴らしい。



THE SMASHING PUMPKINS (MOUNTAIN)

「ニルバーナと並ぶオルタナティブロックのアイコン的存在」・・・とナレーション。現在、オリジナルメンバーはビリー・コーガンただ一人。どうりで他のメンバーが妙に若く見えると思ってたよ。スマパンとして10年ぶりの出演とのこと。

インタビューでは、どんなステージになるか?との問いに、「僕が爆発(エクスプロード)して・・・本当は中がロボットなんだ。最後はウルトラマンになるだろう」と、腕を十字にしてスペシウム光線のマネ。意外と茶目っ気のある人なんだな(笑) サマソニについては、色んな音楽のジャンルが集まってるのが面白いし、そんな中でやるのは楽しい、なぜなら「みんなより僕の方が絶対いいから」でニコリ。他のアーティストのライブより自分のライブの方が絶対いいからって?なんて憎めない人なんだ!

「A Song For A Son」
静かに始まる曲が独特な世界観で引き込まれる。会場ではまったりと夢見心地だったけど。ベースは黄色のミニワンピを着た女性で、ヒールでクールに淡々と弾きこなしている。ドラマーはラフなTシャツ姿で頭にバンダナ、まだ20代に見受けられる幼い顔立ち。正面から見るビリーとの2ショットはちょっと違和感があるような。ギターはうつむき加減でもくもくと音を奏でてる、地味な出で立ちの方。

一見バラバラに見えるけど、その雰囲気がまた微妙なバランスで、音の浮遊感を増している気がする。オリジナルを生で見たことないから何とも言えないけど。いい意味で掴みどころがなく、すり抜けていく、漂っている感じ。時折、強く揺さぶられる感じ。曲終わりのビリーのギターが良い。何気に技巧派!?

「Tonight Tonight」
イントロの駆け出していく感じで、会場も気分も盛り上がる。これまでわりと穏やかに耳を済ませて見ていた観客も沸く。自分もこの曲好きだな。マウンテンが凄く似合ってるかも。屋内の、空間の、広がっていく様がいい。マリンでも暗くなってからだと雰囲気があっていいかもしれない。暗い所、照明に浮かんでる感じが凄く似合ってる気がする。

「戻ってきて嬉しいかい?10年ぶりだね。長すぎたね。この曲を捧げるよ、(観客を指差して)You、You、To You。ロックンロールのパワー、そしてスマッシング・パンプキンズを信じてくれてありがとう。」のMCの後に、「Cherub Rock」 イントロから力強く盛り上がる。辺りは真っ暗なのに光が見える感じがする。明るく歌い上げてるわけでもないのに前を向いてる感じがして、力が沸いてくる曲。どんな意味なんだろうと思って調べてみたら・・・「Cherub」って宗教めいた言葉なのか。よくわからないので今後も音で楽しむことにします。

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