suicide bambi

パンクロックからお笑いまで、気になることを気まぐれに。

渋谷に行ったその後の日記。

クロマニヨンズの渋谷AXライブ、2日目のことをすっかり書き損ねてしまった。

2日目はわりと楽しかったので、よし!って感じになってしまった。まあそれでいいのかもしれない。1日目は久々にやっちまってどうかしてた!セットリストは・・・1日目の「自転車リンリンリン」のところが「伝書鳩」で、アンコールの「ボッチ」のところが「49cc」だった感じ。「49cc」を聞けたのがとにかく嬉しかった。

アンコール前に、ヒロトの「何やっても上手くいくから、勇気出して行けよ~!」というMCがあって、時々そういうこと言うよなぁと思ってドキドキさせられてたら、思いがけず「49cc」が始まって、わあ~~~~!!と叫んでしまった。嬉しい悲鳴ってやつ。

なんだろう、あの温かさ。媚びたり、迎合するわけではなく、ただ表現を伝えようとしてる音楽に感じる、押しつけがましくない優しさ。「雷雨決行」も同じく。泣きそうになった。いや、泣いた。1日目はフロアの片隅で、2日目はモッシュの中で。どちらも恥ずかしい。だけど、モッシュの中なら、涙は汗に紛れる。心に染みると同時に、目にも染みる。

「何やっても上手くいく」なんて到底思えない。だけど、きっとそう思うことが大事なんだろう。「上手くいくはずがない」と思った時点で、上手くいくはずのことまで上手くいかなくなってしまう。無理やりポジティブに、無理やり笑って、そのうち本当に楽しくなってきて、心から笑えるかもしれない。上手くいかなかったら上手くいかなかったで、その時考えればいい。違う道を探して、違う方法を試して、何事も諦めるなよって。


ヒロトやマーシーを前にした時に、おお~凄い!カッコいい!と思う以外に、感情が沸いてこない。シャイが心の内を隠そうとしてるのか、よりクールになったのか。個人的には、彼らとはハイロウズの頃の距離感に戻ったような気がしてる。どうせならもっとフラットでありたい。グダグダ言わず、モヤモヤせず、ロックンロール最高!と素直に言える姿勢でありたい。が、まだまだ辿り着けない凸凹だ。

前のめりで、全身全霊で、歌うヒロトの姿を見て、何を思うか。今、その瞬間の衝撃と衝動以上に、感じるものなどあるのか。ヒロトに何か伝えたいことはあるか。ロックンロールをやってる以外のヒロトに興味があるか。答えはNOだ。というか、頭は空っぽだ。爆音で満たされて、身体を揺さぶられて、小難しく思考することのバカらしさに気づく。

ヒロトがそこで歌ってて、カッコ良くて、元気そうで、楽しくて、これがずっと続いたらいい。ずっと元気なままで、ずっと変わらずロックンロールをし続けてほしい。そして、自分も元気なままで、ずっとロックンロールのライブを見続けられたら、最高だろうな・・・。凄くありふれた言い回しだけど、シンプルにそう思えた。


渋谷ライブの数日後、名古屋ライブでのヒロトのMCをツイッターで知って、なんだか心に引っかかってる。「ロックンロールが好きな人に不幸な人はいません。もしその人が不幸だと言うならその人は嘘つきです。その人は不幸だと嘘をついているか、ロックンロールが好きと嘘をついているかです」・・・と。

じゃあ、自分は嘘つきだ。不幸だと嘘をついてるつもりはないので、幸せに気づけてないのかもしれない。自分が背負い込んでる不幸なんて大したものじゃないけれど。ロックンロールが好きだと思い込んでるだけで、本当はカッコつけてるだけかもしれない。ロックンロールと言われるものに心を動かされるけど、おそらくヒロトが感じてる衝撃に比べたら大したものじゃない。

自分の感覚に自信がない。表現者は自信があるのだろう。いや、確信してるからこそ表現できるのだろう。ヒロトの言葉に対して、意図することはわかる。素直に受け止めれば、心の支えになる。だけど、今だに顔を出す天邪鬼が、いちいち邪魔をする。
「何にでも どんなものにでも 何か訳があるかもな」 そうかもな。「49cc」の歌詞は素直に入ってくるのはなぜだろう。捻くれた部分と純粋な部分と、矛盾して共存してる。


ブログにはついネガティブなことを書いてしまう。ツイッターでは書けないし、リアルでは言えないもんだ。誰かをネガティブに引きずり込みたくはない。ブログなら読みたい気分の人だけ読んでくれる気がする。

憂鬱の塊みたいな日記に拍手してくれた人、嬉しいけれどちょっと心配。
みんな、明るい方を向いてちゃんと幸せに生きるんだぜ。
遠慮することはないんだぜ!(って考えすぎだな。)


きっと、ヒロトはこう言ってくれたのだろう。
「お前は幸せだよ。早く気づけよ。」

Comment

ぐみ says... ""
名古屋でのライブ。2012年になって初クロマニヨンズライブだ!と浮かれていた自分にグサリときたヒロトの言葉。
「ロックンロールが好きな人に不幸な人はいません。もしその人が不幸だと言うならその人は嘘つきです。」
この言葉は自分もずっと引っかかっていて。自分は不幸だ、なんて演技じみたことを言うつもりはないけど、毎日毎日悶々として、何かにイラついて、落ち込んでいる自分は何なのだろうと。ていうか幸せってなんだよ、しゃらくせえ。なんて考えたり。
ただ、最近思うのは自分はロックンローンを好きになる才能があって良かったなあと。才能なんていうと大げさかもしれないけど、クロマニヨンズを、ミッシェルを、ブランキーを。好きなバンドが影響を受けた音に気がつけて良かったなと。その瞬間が唯一自分を好きになれるのです。
鬱々とした毎日を送っているとロックンロールが突き刺さりすぎて聴けなかったり、ダラダラした気持ちで聴くのが申し訳なくなったりすることもあるけど、頭の中でギターの音や声が鳴る度、「うん、なんとかやれる」という気にさせてくれる音がある自分は幸せなんだ。そう感じるのです。
2012.03.01 01:15 | URL | #- [edit]
bambi says... "> ぐみ さん"
幸せを感じにくい人、何事も不幸だと思い込みやすい人がいるのかもしれないですね。自分はおそらくそういうタイプ。なかなか自分で自分が面倒くさいです。
好きな人・好きなアーティストを好きな自分だけは好きに思える、っていうのはありますよね。以前はそういう思考をしてたんですが、最近は本当に好きなのかな…とその部分まで自信がなくなってしまって悶々としています。
そんな中でも時々不意にガツン響いてくる、ロックンロールは未だに手放せません。
2012.03.01 21:19 | URL | #9jgEo1Cg [edit]
ラララ says... "名古屋のライブ"
はじめまして
名古屋のそのライブいきました。
目の前の人の言葉で泣いたの初めてでした。

自分はパッとしない人生でテレビとか観ると同年代の人は華やかにキラキラ輝いていて、
自分もあんな風になりたいなぁ。とうらやんであがこうとするのですが、
方法もわからないし、失敗したり悲しい気持ちになったりばかりです。
でも、一人でロケンローの音楽聴いてると、
誰かと遊んでるときよりも美味しいもの食べてるときよりもどんなときよりも
ワーって興奮して、楽しくて・・・
これが幸せじゃなかったら何が幸せなんだろうと思いました。

だから、ロケンロー好きな人は幸せだと思います。
2012.03.23 21:30 | URL | #- [edit]
bambi says... "> ラララ さん"
初めまして、コメントありがとうございます。
生で聞いたらまた一段と響く言葉なんでしょうね。ロックンロールを聞いてると何よりも楽しい・・・のなら、それが答えでしょう!それが幸せでしょう。
出来れば、同じようにロックンロールを好きな人と、ロックンロールを楽しめれば最高なのかもしませんね。なかなか人付き合いが下手くそなので、一人でいるのも悪くないと強がっている日々です。
2012.03.24 00:04 | URL | #9jgEo1Cg [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://suicidebambi.blog44.fc2.com/tb.php/397-855b8f51