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「天声春日語」…オードリー春日という男

2月頃、朝日新聞にオードリーの春日さんのコラムが載っていて、そこに「今度は天声人語に載りたい」というようなことが書いてありました。春日さんが天声人語になるとしたら、タイトルも「天声春日語」になったら面白そうだな・・・と想像が膨らんでいきました。春日さんには「春日語」という独自の言葉や言い回しがあります。

震災後初のラジオでオードリーは漫才を披露しました。当時はあまり落ち着いて聞けませんでしたが、その心意気が嬉しかったです。そして1年後、彼らは再びラジオで漫才を披露しました。今度はしっかり胸に響いて、ただただ笑ってしまいました。その時感じた思いを、オードリー春日という男を、自分なりに天声人語風に書いてみました。




天声春日語

『上を向いて歩こう』は言わずと知れた名曲だが、キャッチコピーとして使われた時、あまりそういう気分になれないことが多い。しかし、胸を張って歩いている〈ピンクベストの男〉がテレビに出ていると、思わず顔を上げて笑ってしまう▼最近では本来の性格が明るみになってきているが、例えキャラを演じていて、虚栄を張っているとしても、私はその〈本当は真面目な小心者〉に勇気づけられるのである▼お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰さん(33)は、人差し指を掲げて「トゥース!」と叫んだり、額に手をやって「アパー!」などと春日語なる謎の言葉を発し続ける▼3.11から1年後、ラジオでは青いタンクトップに変わる春日さんと、そんな姿にイラ立ちを隠せない相方の若林さんによる漫才が再び披露された。その中でこう言った。「アパー!」は「何があっても胸を張って歩こう。大丈夫」という意味であると▼彼らは常にメッセージを送っているのかもしれない。謎の言葉で人々を惹きつけ、張り詰めていた心を解きほぐしていく。人間はどんな状況にいても幸せを感じられるのだと、今も家賃3万9千円の風呂なしアパートで体現している▼胸を張って歩こう。そのスピードはきっと、ゆっくりでいい。



「オードリーのオールナイトニッポン」 ニッポン放送 2011年3月19日
「オードリーのオールナイトニッポン」 ニッポン放送 2012年3月10日

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