パンクロックからお笑いまで、気になることを気まぐれに。
・ お笑いナタリー - 大吉、大和、アンガ田中、秋山がお笑い界の今後を議論

芸人とポジションというテーマで、アンガールズ田中さんが「キモイ」の歴史について語っていたという記事を読んで思い出したことがあった。
「ロンハー」で飛び出した、田中さんの心の叫びとも言える言葉を。



2012年4月17日放送 「ロンドンハーツ3時間SP」 より
芸人の嫁が選ぶ好き芸人グランプリ

19位 ワースト2 にアンガールズ田中さん

理由・・・匿名 「弱々しく、頼りがいがない。男として受け付けられない。細すぎる。ウジウジしてそう。」
田中  「ウジウジはしてそうじゃなくて、してる。もう。」
理由・・・匿名 「すみません。どうしても、この口とはキスできない・・・という感じです。」
田中  「しょうがないじゃん。この口で生まれちゃってさぁ。この口で何とかチューしなきゃいけないんだから。」
田中  「一回、じゃあ田中やってみ!田中を!めっちゃしんどいよ!!」
田中  「田中をやってみろ!全員一回くらい!地獄みてえな人生だよ!!それでも言われても「ウーー!」って頑張って、対抗していかなきゃいけないんだよ!」
田中  「なんて言われようが、俺は今を生きる!俺は田中をやるんだ!あの口と言われようが、田中をやるんだ、俺は!」
淳   「田中をやめないのね?」
田中  「やめない。俺は田中を生きる。」
淳   「一生、田中宣言?」
田中  「一生田中っ・・・はい、田中です。」



淳さんに問われてフッと我に返った様子の田中さんは、「はい、田中です。」の所ではいつものふにゃふにゃのテンションに戻っていた。途中の「田中をやってみろ!」は本当に気迫に溢れた感じで、最後は疲れてしまったらしい。他の芸人さんのちょっとしたコメントや笑いの部分は省いてしまったが、スタジオでは「何言ってんだよー!」という笑いにしっかり包まれていた。

お笑い芸人でそういうキャラでポジションとは言え、キモイ云々と言われ続ける状態が必ずしも平気なわけではない。テレビで芸人同士が愛情を持っていじるのと、プライベートであれこれ言われたり、酷い扱いをされるのは全く違う。田中さんは芸人になるずっと前から、めっちゃしんどい「田中」を生きてきたのだろうと。

以前、合コンで女の子たちに帰れコールをされ、「私が噛んでたガムを噛んだら参加してもいい」というようなことを言われて仕方なく口にした・・・という強烈なエピソードがある。そんなガム噛むことないよ!その女に投げ返してやればいいんだよ!と思わず言いたくなるくらい、田中さんの自虐エピソード、心情を聞くたびに心がザワッとする。

田中さんが作・演出・出演を務めた「田中が考え中」という舞台があり、公演自体はチケットが取れなくて見れなかったのだが、その出演メンバーで裏話などをしてた配信が凄く興味深くて面白かった。そこでテレビでは知れない田中さんのお笑いに熱い部分を垣間見て、芸人・アンガールズ「田中」のファンになってしまった。

自分はただのお笑い好きなので、それぞれ芸人にとっての最適なポジション・役割を考慮した上でのあれこれはわからない。だけど、もっと多くの人に田中さんの容姿以外の魅力が知れる機会があって欲しいと思う。キモイとしか認識してない人が大勢いることが残念でならない。

もちろんその「キモイ」という笑いを楽しむのもそれはそれで適切で、江頭さんと同じく、この手の芸人さんを持ち上げすぎるとかえって良くないというのもわかっているけど、田中さんの心の叫びを思い出したらどうにも書きたくなってしまった。

最後に、容姿に自信のない女の立場からひとつ。「ガムを噛んだら・・・」なんて酷いことを言われても、それでも結局男の人は可愛い女の子ならそれでいいんだろうなーと思ったり。誤解だったらごめんなさい。

自分は自分を生きる!なんて言われようが、田中を好きな自分を生きる!ネガティブなお笑い好きで、この先も幸せになれる気がこれっぽちもしないけど生きる!(たぶん)

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