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パンクロックからお笑いまで、気になることを気まぐれに。

【伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう】13/7/12…週末これ借りよう編 #34 バカリズム「トキワ荘の青春」

TBS RADIO 954 kHz
伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!

毎週金曜日「小林悠たまむすび」内の午後3時から20分間 放送。
映画好きのゲストにお薦めの1本を紹介してもらう番組です。

番組のキモは、1人のゲストに2回セットでご登場いただくシステム。
まず「週末これ借りよう編」で、お薦めのDVDとその見所を発表!
2週後の「先週あれ観たよ編」で、DVDの感想トークをします。




2013年7月12日 TBSラジオ
【 伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう! 】
より

「週末これ借りよう編」#34 バカリズム

伊集院  「バカリズム君とはまあテレビでは何度か、ご一緒させてもらってますけども。なんでしょうね。センスの塊。センスの塊っていう評価は誰に言っても間違いないと思うんですが。ただ、本人にもぶつけてみようと思いますけど、じゃあ、俺がバカリズム君の何を知ってるのかっていうと、何も知らないという・・・結論になりました。まあ色々その辺も含めて聞いてみたいと思います。」


#34 バカリズムさん
「1975年生まれ、福岡県出身。現在、37歳。1995年、日本映画学校在学中に、お笑いコンビ、バカリズムを結成。2005年にコンビを解散後、ピン芸人としての活動をスタート。テレビやお笑いライブに加えて、ナレーションや俳優、さらにはイラストや小説、コラムの執筆など、様々なフィールドで活躍されています。映画の世界では、声優として活躍するほか、2012年には監督・脚本・主演を務めたオムニバス映画、『バカリズム THE MOVIE』を発表されています。本日のゲストは、独特の世界観と、多彩なネタで人気を集める、バカリズムさんです。」


伊集院  「さあ、お待たせ致しました。映画には一言も二言もあるゲストの方に、週末借りたいお勧めの一本、週末これ借りよう作品を伺います。今回のゲストは、バカリズム君です。よろしくお願いします。」
バカリズム(以下・升野) 「よろしくお願いします!」
伊集院  「勝手に、映画には一言も二言もあることにして呼んじゃったん・・だけど。」
升野   「はい。」
伊集院  「ある?」
升野   「これが、僕、ほっとんど映画観ないんですよ。」
伊集院  「そうなの!?」
小林アナ 「ええ~!」
伊集院  「いやあのね、実は僕はちょっと、バカリズム君とこうやってゆっくり話したくて、リクエストは出したものの、あの~バカリズムの人となりみたいなことって、ほぼみんな知らないでしょ。俺も含めて。」
升野   「あ~そうなんですかねえ。はい。」
伊集院  「小林アナは初めて?」
小林アナ 「はい。」
升野   「はい、初めてです。」
小林アナ 「ほんとによろしくお願いします。初めてなんですけど。」
伊集院  「どういうイメージを持ってるの?」
小林アナ 「非常に個性的な、ナレーターさん。」
升野   「(笑)そうですね、ナレーションのイメージもおっきいですね。」
伊集院  「で、僕は、わりとクールな、ギャグを作る人なんだなと思ってたら、実は熱烈な野球少年。」
升野   「そうですね。中高やってました。」
伊集院  「そんな感じ、全然しないでしょ?それでそん時に意外だと思ったんだけど、じゃあなんだと思ってたのかはよく分かんないの。」
升野   「はいはいはい。単純にそこ空白だったってことですよね?」
伊集院  「そう。」
升野   「別のイメージがあったっていうよりも。」
伊集院  「うん。えっ、どんな・・・人なの?」
升野   「アッハッハッハッ。」
伊集院  「これも困んだろうけど。」
升野   「どんな人?でもけっこうそういう誤解はあるかもしれないですね。あの~九州出身なんですよ。福岡出身なんですよ。」
伊集院  「九州男児なんでしょ?」
升野   「そうなんですよ。」
伊集院  「もう全然意外だもん。」
升野   「僕、ジュニアさんから千葉顔だって言われたぐらいですから。」
小林アナ 「ああ~!納得しても変ですけど。」
伊集院  「(笑)そう、千葉かね、千葉か岐阜。」
升野・小林アナ 「アッハッハッハッハッ。」
伊集院  「のどっちかの。」
升野   「何となくなんかそういうイメージがあるらしくて。だからたぶん、ほとんどみんな間違ってると思いますね。」
伊集院  「まずは九州出身であると。」
升野   「はい。」
伊集院  「ほいで映画学校には行ったけど、それほど映画を観てるわけではない。」
升野   「映画全然観てないし、本も読まないし。」
伊集院  「本とかめちゃくちゃ読みそうじゃん。」
小林アナ 「ですよね。」
升野   「全然読まないです。もう活字がダメですね。」
伊集院  「えっ、その色んなさ、発想の源は何なの?」
升野   「たぶん僕知らないからなんですよ、物事を。物事を知らないから、勝手に妄想するっていうのがたぶん根本・・・なんですね。だから、知識自体はないんですよ。」
伊集院  「地理に凄い詳しかったら、あの県の形はこう持とうとはならない。」
升野   「そうです。知らないから何となくもう・・・地理全然ダメで。」
小林アナ 「何ですか何ですか。」
升野   「もう全然頭に入らなかったんですよ。」
伊集院  「ごめんごめん。あの~ナレーターの人だと思ってるから、あんま入ってこない・・」
小林アナ 「アハハハッ、何ですか。」
伊集院  「あのね、都道府県の持ち方っていう、わりと代表的なネタがあって。」
小林アナ 「都道府県の持ち方?」
伊集院  「意味分かんないでしょ?」
升野・小林アナ 「アハハハッ。」
伊集院  「もう言ってること分かんないでしょ?意味が。半島の部分をこう持つと、持ちやすいみたいなギャグがあるんです。」
升野   「そうです、そうです。」
伊集院  「でも俺らはあの半島で何が獲れるとか、あの半島にどういう電車が走ってるみたいなのを知っちゃうと、ああなんねえから。漠然と、あ~あそここう持ちやすいなみたいな。」
升野   「そうです。地図を家に貼ってあったんですよ、たまたま。で、ボーッと見てて、でもどこに何県があるとか分かんないです。ただ、単純に形を見てあそこ・・・持つとしたらあそこだよなぁとか。」
伊集院・小林アナ 「ハハハッ。」
升野   「それぐらいの印象しかなかったんですよ。で、見てたら、だいたい全部持つとこ決まったんで、じゃあネタにしようかみたいな(笑)」
伊集院  「そういうことか。」
升野   「漢字の読み方とかも知らなかったりするんですよ。だからもうその漢字を図形として見ちゃったりだとか。何て読めばいいか分からないから・・・なんか僕ネタの中であの~100円玉が取りにくそうな、漢字ベスト3っていうやつがあるんですよ。」
伊集院  「見て見て(笑)キョトンとしてる。」
小林アナ 「どういうことですか。」
升野   「フフフッ。字があったら、例えばあの~飛ぶっていう字あるじゃないですか。」
小林アナ 「はい。」
伊集院  「飛行機の「飛」」
升野   「飛行機の「飛」の真ん中辺りに100円とか、入ってたら取りづらいじゃないですか。手こう入れなきゃいけないし。」
小林アナ 「まあ・・・狭そう、狭そうな(笑)」
升野   「そういう発想のネタがあるんですけども。もっとややこしい、読めないような漢字とかほんとそういう、ただの図形として見ちゃう・・・くせがあって。」
小林アナ 「へえ~。」
伊集院  「あの~核心の部分にはたどり着けないまま映画の話に行きます。」
升野   「アッハッハッハッ。」
伊集院  「バカリズムとはなんだ?にはまあまあ分からないまま行きますけど。そんな前置きの中、今日推薦してくれる、映画は何でしょう?」
升野   「『トキワ荘の青春』という、本木雅弘さん主演の。」


[ トキワ荘の青春 DVD - TSUTAYA online ]

監督: 市川準
脚本: 市川準、鈴木秀幸、森川幸治
原案協力: 梶井純、藤子不二雄A、丸山昭、手塚治虫、石ノ森章太郎
1996年 公開作品

トキワ荘の青春 [DVD]

伊集院  「僕らで言うと、『まんが道』っていう。」
升野   「あっ!はい。」
伊集院  「藤子不二雄先生が駆け出しの頃に、住んでたこのトキワ荘っていう」
升野   「そうです、もう伝説の。」
伊集院  「アパートにいっぱい漫画家がいて。まあその『まんが道』の映画版みたいなことですよね。」
升野   「そうです。これ伊集院さん、『まんが道』はもう読んでます?」
伊集院  「『まんが道』はバリバリ読んでる。」
升野   「だったらもうドストライクですよ、これ。」
伊集院  「『まんが道』読みすぎて、逆に観てないぐらいなの。」
升野   「あっ、なるほど。」
伊集院  「『まんが道』で完成してるから。いい?でもこれ。」
升野   「全然いいです。僕も『まんが道』がもう僕・・・元々漫画家になりたかったから。僕にとってのもう教科書みたいなもんだったんですよ、『まんが道』が。」
伊集院  「うんうん。」
升野   「ずっと読んでて、その上でこの映画を観たからもう、たまんないですね。で、あの『まんが道』では、描かれてなかった、細かい所もこの中に描かれてるんですよ。」
伊集院  「えっ、じゃあ、テラさんの話とかって・・・」
升野   「これがもうテラさんの話ですから。」
伊集院  「マジで!?」
升野   「もろテラさんの・・・藤子不二雄目線では、テラさんはこう映ってるけど、実際のテラさんはこう思ってたんだっていうことなんですよ。」
小林アナ 「テラさんって誰~!?エヘヘヘヘッ。」
伊集院  「ここ大事。ここ大事なとこなの。」
升野   「テラさんを知らないと・・・(笑)」
伊集院  「漫画の方の解説をするとね、テラさんっていうのは、もう面倒見のいい兄貴分で。」
升野   「そうですね。」
伊集院  「藤子不二雄の2人が上京してきた時に、もの凄い面倒見てくれて、夢を語ってくれて。凄く・・・なんだろ、ライトサイドの、二枚目の、凄い人なの。だけど、実際はそんなに甘いもんばっかじゃなかったらしいよっていうのは、後に僕はNHKのドキュメンタリとかを見て。テラさんは悩みに並んでた時期があるってことを知ってるから、最初に聞いたらどっちなんだろうって、それのどっちの話なのってわりと・・・」
升野   「その悩んでる、テラさんの話ですね。」
伊集院  「一応ポイントとして、3つ分けて。まあ今までしゃべったことと被ってもいいんですけど。あの~ネタバレしない程度に、ここ見てよっていうのを推薦してもらってるんですけど。」
升野   「あの~あんまり事件性はないんです。やっぱ当時の、トキワ荘での、生活をわりと淡々とは描いてる。その中にちょっとずつ、ちょっとずつ細かいなんかドラマが、あるみたいな、感じなんですね。で、僕はそういった、わりと淡々とした、映画が好きなんで。日常を切り取った感じが、面白いと思います。」
伊集院  「今思えば、僕は少年漫画として連載されている『まんが道』藤子不二雄先生が、少年から大人になるまでの話を見てるから、わりと、良かった良かったっていう話しが凄く、多いけど。そんなわきゃあないわね。」
升野   「そうですね。」
伊集院  「なんか『天才バカボン』書いた赤塚不二夫さん、『仮面ライダー』を書いた石ノ森章太郎さんとかが・・・赤塚さん全然売れてないから、石ノ森章太郎さんのお手伝いとかちょっとしてたりするんだよね。」
升野   「はい。」
小林アナ 「ええ~。」
伊集院  「それって、子供漫画で見る分にはいい話じゃない?仲良い人のお手伝いをしてるわけだから。でも大人の目線から考えてみ?同期のアナウンサーの・・・(笑)」
小林アナ 「うーん、そうですねえ。」
升野   「そうですね。」
伊集院  「そうでしょ?同期のアナウンサーの・・・」
小林アナ 「忙しいからこの司会ちょっとやっといてみたいな、感じですか。」
伊集院  「もっとじゃん?もっとじゃん。ニュース原稿読みやすい字に書き換えといて、みたいな。」
小林アナ 「なるほど。そうですね。」
伊集院  「で、そん時に仲が良きゃ仲が良いほど、いい話ではちょっと済まないような所・・・あるじゃん。」
小林アナ 「大変複雑ですね、これは。」
伊集院  「そういう側面は漫画の方はあんまりないから。」
升野   「ないですよね。で、それをもうほんとに大げさにドラマチックにしてるわけでもないんですよ。そこを凄い妬んでるっていう書き方もしてないんですよ。やっぱ一応みんな仲は良いから。でも、微妙にやっぱちょっと、これ・・・複雑なんだろうなぁとかいうのをこっちで感じ取るというか。それがいいんですよ、なんか凄く。」
伊集院  「なるほど。」
升野   「リアルで。」
伊集院  「こっちが感じ取ればいいことだっていう。」
升野   「はいはい。」
伊集院  「ポイント2は?」
升野   「ポイント2は、役者・・・陣が、凄い実力派の方たち、ばっかりで。まあテラさんは本木雅弘さんなんですけど。古田新太さんとか、あの~生瀬勝久さんとか。」
伊集院  「おっ、これいつの映画?1996年。わっ凄い、1996年だとみんなそこまでバリバリにはなってはない頃だから。」
升野   「この当時にけっこうこの・・・辺の人たちが集まって、あと阿部サダヲさんとか。」
伊集院  「なんかそこ自体がちょっとトキワ荘感のある。」
升野   「そうなんですよ。」
伊集院  「へえ~。3つ目なんでしょう?3つ目。」
升野   「3つ目は、これもう最初に話しちゃったんですけど。あのもう『まんが道』ですね。『まんが道』ファンにはたまらないっていうことで。だから僕、今日賭けだったんですよ。伊集院さんが『まんが道』を読んでるか読んでないかで、大きく変わるなと思ったんですけど。」
伊集院  「もうね、読んでて大好きで、さらには『愛…しりそめし頃に』っていう。」
升野   「アッハッハッハッ、続編。」
伊集院  「続編があるの。大人向けの続編があるの。続編を読み、その最終回に、原稿を寄せ(記念メッセージを寄稿)っていうぐらい。これはくるなぁ。」
升野   「だったらもうこれ見所としてはもう『まんが道』ですね。」
伊集院  「『まんが道』ファンに、一個、俺が初めて、安孫子先生に会った時に受けた衝撃を話したいんだけど。」
升野   「はい。」
伊集院  「手塚治虫先生に会いに上京して、手塚治虫先生の凄さにショックを受けて、書き溜めてて見せようと思ってた単行本・・・原稿を、列車の窓から捨てるシーンあるじゃない?」
升野   「はい。『UTOPIA(ユートピア)』」
伊集院  「『UTOPIA』」
小林アナ 「よく覚えてますねえ、凄い。」
伊集院  「あれ捨ててないって。」
升野   「ええ~!!(笑)」
伊集院  「これ劇的なシーンなのよ。」
升野   「いやもう凄いですよ。」
伊集院  「単行本の終わりの所に、夜行列車の窓からその・・・見せたくてしょうがなかった原稿を捨てるんです。それ安孫子先生、別に普通に「まあまああそこはまあだからね、ああいう感じに書いたけど、捨ててない」って言われて。ええ~!?ってなったら、えっ何を驚いてんの?って顔で、「だって、あの単行本に、その原稿が載ってるってことは、捨ててないってことじゃん」って言われて。」
升野   「そっか(笑)そうですね。」
伊集院  「そうだよね。向こうからしてみれば、えっ俺全然そんなこと隠してませんけどっていう。分かるでしょ?っていう。だって単行本に、捨てた漫画の原稿って載せらんないでしょ?っていう。」
升野   「復刻版持ってますもん。『UTOPIA』の復刻版。」
伊集院  「あるでしょ?ってことは・・・」
升野   「アッハッハッハッ。」
伊集院  「夜汽車の窓から捨ててたら誰が拾ってんだっていう話なんだけど。超ビックリしたんだよねえ。」
升野   「そうですよ。」
伊集院  「でもたぶんその『まんが道』を読んでた俺の子供の頃と、今こういうちゃんとそこのリアルな感じを出した映画を観たら、考えること違うと思うわ、なんか。」
升野   「そうですね。いやこれはちょっとね、観てほしいですねえ。あっ観てなかったんですね。」
伊集院  「これは観て・・映画としては観てないですねえ。じゃあまああの~2週間後、までに、僕も観てきますし、小林アナも観て・・・」
小林アナ 「ちゃんと話について行けるように(笑)」
升野   「あっ知らなくても全然楽しめますよ。」
小林アナ 「ほんとですか。」
升野   「知らなくても大丈夫だと思います。」
伊集院  「ということで。あと2週間後までに、ちょっと、バカリズム君のことをもう少し追いかけて。」
升野   「ハハハハッ。」
伊集院  「いい味を出してるナレーターっていう所の認識はやめて下さい。」
小林アナ 「大変失礼な発言をしてすいません。」
伊集院  「それは直して来て下さい(笑)」
升野   「いやいやいや・・・ナレーションも、褒めて頂いて嬉しいので。」
伊集院  「さあCM挟んでまあちょっと、バカリズム君の、近況等も聞きたいと思います。」


( C M )

伊集院  「改めて今週のゲスト、バカリズム君です。」
升野   「はい。」
伊集院  「え~まあ最近の活動っていうことですけども。僕からもちょっとお勧めしたいのが、『架空OL日記』という本。これ1巻2巻が、小学館文庫から2冊同時、文庫で発売中ということなんですけど。これ・・・知ってた?知らないよねえ?」
小林アナ 「いや、これあの~見てちょっと衝撃を受けてるんですけど(笑)なんでこれやろうと思ったんですか?」
升野   「これはもうピンになってすぐの時に、仕事が・・・全然なくて。やることがなかったんですよ。で、暇つぶしになんかやりたいな思って(笑)」
伊集院  「バカリズム君が、ブログで、OLになりきって、日記を書いてる。」
升野   「そうですね。」
伊集院  「何年前ぐらいこれ?書き始めたの。」
升野   「これは、書き始めはもう6年ぐらい前・・・ですね。ブログ、けっこう周りの人がやってたんですけど。やるのってなんか照れくさいじゃないですか。」
伊集院  「はいはいはい。」
升野   「なんか日常・・をなんか綴っても、誰が見たいんだろう俺の日常なんてっていうのがずっとあって。で、せっかくだったらじゃあ何の意味もないブログだったら面白いかもしんないなと思って。読んでも何の情報性もない、得るもののないものを書こうってことで、一番自分とかけ離れた、職業っつったらやっぱOLさんとかかなぁと思って。とりあえず、こっそり始めてたんですよ。」
伊集院  「今聞いた、始めた理由あるじゃん。」
升野   「はい。」
伊集院  「間違ってるよね。」
升野・小林アナ 「ハッハッハッハッ!」
伊集院  「絶対だって売れてないんだもん。大金持ちの趣味なら分かるよ。もう売れて売れて、バカリズムに縛られたくないからみたいなことで、シュールにやり始めるもんなら分かるけど。俺だからわりと始めた当初になぜか見っけて。何なのこれ!と思って、どこに行き着くの。なんかこれも、ずるい話で、「俺には分かるけど」みたいな。」
升野   「アハハハッ。」
伊集院  「俺にはこのシュールさ分かるけど、こんなものを・・・どうすんの!?と思ってたの。ずーっと。それがなんだろ、やっぱり世の中に、バカリズムっていうものが浸透して、「あの人のセンス、私は好き」っていう人が多くなったら、やっとこうちゃんと日の目を見る。今のバカリズム君が書いてるっていう、じゃないよ。6年前からこれやってるっていうことを、ぜひ想像してほしい。」
升野   「3年間ぐらいずっとコツコツ、毎日のように。」
小林アナ 「ほぼ毎日ですね、ほんと見てると。しかも読んでると、これほんとにOLさんじゃないと分かんない情報もあるってことですけど。リサーチしたんですか?」
升野   「けっこう、途中からだんだんリサーチしないと、もうやっていけなくなっちゃって。リサーチするようになったんですけど。」
伊集院  「いいよね。そこのさ・・・もう変な話、お金を取ってるわけでもなければ、誰にも期待されてないんだから、矛盾しててもいいじゃない。だけど、ダメなんだよね。」
升野   「ダメなんです。」
伊集院  「ダメなんだよ。」
升野   「絶対ちゃんとやんないとダメで。もうロッカールームの、あの~ロッカーの順番とかもちゃんと作って。」
伊集院  「アッハッハッ!」
小林アナ 「ええ~!」
升野   「そうしないと、あれあの時あそこで隣にいたのあの人なのに、ここでは違うとかなってるから。だからもう全部書いて。で、誰が何年生まれだとか、僕 自分ちにプロフィールあるんですよ。全部の。」
伊集院  「(笑)そこの、遊びだから・・まあ表現だけど、お金にならない表現であろうが、そこが矛盾しちゃうのは嫌だっていう所が、それこそ今日、頭から突き詰めようとしてた、バカリズム君の、なんだろう・・・バカリズムたる、ど真ん中のとこのような、気がちょっとします。」
升野   「そうですね。もう化粧品とかも調べて。」
伊集院  「ハハハハハッ。この年齢でこれ使ってんのおかしいんだろってのは嫌なんだよね。」
升野   「この子はもう『AneCan』なんだとか、この辺からそうなんだとか。調べて、色々なんか女の人の知り合い話聞いたりして。」
伊集院  「たぶん売れるのがあと2年遅れてたら、やっかいなことになってたと思います。」
升野・小林アナ 「アッハッハッハッハッ。」
伊集院  「さあ、え~ということで、最後までバカリズム君にお付き合い頂きましたが、お勧め作品『トキワ荘の青春』よろしければ、2週間後の“あれ見たよ編”までに、皆さんもご覧頂ければと思います。ということで、この時間のお相手は・・・」
小林アナ 「TBSアナウンサー小林悠と。」
升野   「バカリズムでした。」
伊集院  「そして伊集院光もおりました!」
升野   「あっすいません。」
伊集院・小林アナ 「アハハハハハッ!」
升野   「すいません。ありがとうございました。締めちゃった。」

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