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【オードリーのANN】11/7/30…原付の黄色いジョルノの話

2011年7月30日 ニッポン放送
「オードリーのオールナイトニッポン」




■ 舞台『芸人交換日記』の稽古中だという話から、若林さんの原付の話

若林 「ちょっとね、私に関しては、あんまり役作りというのがない立場なんですよ」
春日 「もう若林さん…のもので」
若林 「でいいですっていう」
春日 「いけると。持ってるもので」
若林 「でもなんか、田中圭ちゃんとか女優さんが頑張ってこう、田中圭なんて若手芸人の、売れない若手芸人の引き出しを、作り上げなきゃいけないわけですからね」
春日 「そうか」
若林 「それこそないものをやるわけですよ」
春日 「ごんすなぁ」
若林 「で、私はせめてもと思いましてまあ、先週もちょっとチラッと言ったけどね。原付。当時、あの~テレビの仕事する前に乗ってた原付をですね、あのまえちゃんにあげたのよ。放送作家の」
春日 「はいはいはい」
若林 「まえちゃんにあげたのをちょっと、取り戻して」
春日 「ほお」
若林 「ちょっと貸してくれと、『芸人交換日記』役作りしてんですよ、俺。原付乗ってまた」
春日 「へえ~、乗ってんの?」
若林 「原付に乗ると思い出すと思って」
春日 「なるほどね、あの時のことを」
若林 「そうそう。やっぱ原付に乗ります、乗って、稽古場行ったりしてんだけど」
春日 「思い出すの?やっぱり」
若林 「思い出すよ、やっぱり。やっぱり何が思い出すかってね、あなたは普段から今も乗ってるからあれかもしれないですね。原付に乗ってるとね、やっぱね、横をね、こうね、ステーションワゴンとかにね、抜かれるとね、ん…チェッ、負けてる!と思うね、やっぱり」
春日 「へへへへへ」
若林 「もっともっと、行かなきゃって思う」
春日 「なるほどね」
若林 「感じはあるね、やっぱり。あの僕 普段乗ってる車と比べるとね。車で行くよりは」
春日 「確かに車に乗るなんてことは、リアルに想像出来ないもんね、原付乗ってる時」
若林 「そうです。で 怖い…考えたら、俺 それで怖いですよ。あの~まああんまりそうか、どこまで(笑)言っていいかわかんないけど。その~あれですよ、あの~27ぐらいですよ」
春日 「はいはい、当時ね」
若林 「原付に乗って、もう親…にも、あの~会ってくれるなっていうのに拇印を押された人間で。で、その3万の部屋住んで。事務所もクビになっていいと思ってて。そんなヤツが、セックス・ピストルズを歌いながら、走ってくるわけですからめちゃめちゃ(笑)」
春日 「恐ろしい」
若林 「めちゃめちゃ怖いな!と思って自分で、あははははは!」
春日 「恐ろしい話」
若林 「うん。『アナーキー・イン・ザ・U.K.』を音痴なのに歌いながら、原付乗って、どうなっちゃってもいい!と思ってるわけですから」
春日 「はははは」
若林 「もう彼女もいないし、セックスも出来ない男が」
春日 「恐ろしいね」
若林 「原付にまたがって走ってくるわけですからね」
春日 「もう捨て身の攻撃ですよね」
若林 「捨て身の攻撃ですから」
春日 「ふふふふ」
若林 「ははははは!」
春日 「はあ~」
若林 「で思い出す、色々それを」
春日 「なるほど」
若林 「そうそう。それで、乗ってて思い出したのがさ、俺さ、黄色い原付に乗ってたの覚えてる?まえけんにもらったんだけど」
春日 「黄色、黄色だっけ?」
若林 「黄色…いや俺、白いカブを乗ってたのずっと」
春日 「そうねえ」
若林 「そう、その前が黄色いジョルノっていう原付で、これがジョルノが一番長いの」
春日 「ああ~!乗ってた」
若林 「そうそう」
春日 「乗ってたね」
若林 「で ジョルノ、っていうの毎日ジョルノに乗ってバイトも行くし、ライブも行くじゃん」
春日 「はいはい」
若林 「でさ、あの原付っていうのはさ、まあ愛車っていうのもあれもあるけどさ。こう、人格を投影しちゃうぐらい乗るわけよ。スベって誰にも言えない愚痴を、一番時間を共にしてるのは原付だし。もうとんでもない扱い受けて、悔しい思いをしたのも原付だし。でその、それいつかお前を、その~「ごめんな」つって。オンバトでね、113キロバトル取って帰りも、原付で寂しく帰るわけじゃないですか」
春日 「まあそうね」
若林 「なんかこう原付だけがこう友達みたいな感じが(笑)俺といっ…俺と時間を共有してくれる感じに」
春日 「なるほど なるほど」
若林 「なるから、「いつかお前をな、連れてって、いい場所まで、テレビ局まで連れてってあげるからな」なんていう、おセンチな部分 俺あるじゃん?」
春日 「ふふ」
若林 「あはははは!」
春日 「まああるよね」
若林 「俺 そういう部分あんのよ、ちょっとイタいとこあるから」
春日 「あるあるある」
若林 「で、いつかジョルノをな、黄色いお前。で 一緒にコインシャワーに行くのもジョルノだしさ」
春日 「そうね」
若林 「で、でもその、とんでもない距離乗ってるからさ」
春日 「ふふふふ。そうね」
若林 「何回も限界は来たの。チェーンの限界でチェーンを変えて、新しい原付買う金なんかないからさ」
春日 「はいはいはい」
若林 「それこそ色んなこう寂しい…で、ガソリンが有る無しなんかやってきて。それで、ジョルノ、サトミツがけっこう好きな話って言ってくれるんだけど」
春日 「ほう」
若林 「ジョルノ…が、おしゃかになった時があるわけ。白いカブに乗り移った時が。したらもうね、ジョルノがずーっと一緒なわけよ、俺と。したらね、ある日ね、あの~代々木…あれどこだろうなぁ。元代々木…じゃねえな、代々木上原、どこ走ってたのかな。代田橋だ!代田橋のね、そう。あの~踏み切りを、真夜中 バイト帰りかなんか、ライブ!オールナイトのライブの帰りに、あの~あそこ走ってたんですよ」
春日 「はいはい」
若林 「したら、代田橋のあの、踏み切り越えて、カーブがこうあってね、S字みたいになってる所で。俺がS字を曲がった時に、原付がウォーーーーン、静かになってきて」
春日 「あら」
若林 「ウォーンって静かになっちゃって。ウォォァァアア!ってまた自分でアクセルやるより全然おっきな、エンジン音になって。ウアアアアア!!ドガガガガガガガ!!ボーン!」
春日 「ははははは」
若林 「うんともすんとも言わなくなっちゃったんですよ、原付が」
春日 「へえ~、ああそう」
若林 「そうそうそうそう。でその、ドガガガガガガガ!!ボーン!つって、原付がダメになっちゃって、俺もう悲しくて。お前だけが、俺の仲間だったのに」
春日 「ついに」
若林 「「おい!おーーーい!」つって真夜中。はははは!泣きながら何回もキックしましたよ」
春日 「おお、戻ってこいと」
若林 「もううんともすんともあいつは言わないんですよ。その最後の、ドガガガガガガガ!!っていう音が、もうなんか、「俺は死ぬけど、お前は売れろよおおおお!!」って死んだような、もう気がしてるわけです、こっちも。あはははは!」
春日 「ははははは!なるほどね」
若林 「で、それ原付乗ってて思い出したんだけど。『芸人交換日記』のね。その原付が死んだって話を(どきどきキャンプの)岸くんとサトミツとかにしたのよ。したら、あの、どきキャンとハマカーンと事務所のね、同じ事務所 3組で、キックオフっていうライブをやってたの。オールナイトライブで。で岸くんが、そういうことなら、そのジョルノのね、あの~葬式をちゃんとやろうと」
春日 「お~、はいはいはい」
若林 「オールナイトライブで、やろう、その死んじゃったんだからっていう話になって。それで、あの~俺 ジョルノを解体する日…があって、解体する日のあとだったからライブが」
春日 「なるほど」
若林 「解体しなきゃいけないと。だから写真撮ってさ、ジョルノのあのヘッドライトを正面に。で引き伸ばしてさ、遺影の額を買って 遺影の写真…覚えてるでしょ?」
春日 「あ~、やったねえ」
若林 「やったのよ」
春日 「シアターD…でしょ?」
若林 「そうそう」
春日 「やったね」
若林 「で そのジョルノを、解体するとこに持ってくんだけど。ちょっと形見が、形見が欲しいので。発音あってる?」
春日 「形見ね」
若林 「形見が欲しいので」
春日 「ふふふ」
若林 「あの~ネジ、ネジと、ミラーだけはちょっと持って帰らせて下さい つって」
春日 「なるほど」
若林 「俺はその~ジョルノがだから要するに、焼かれ、焼か、焼き場みたいなことですよね」
春日 「まあスクラップってそうだね」
若林 「そうそう。形見に、ネジと、あのミラーだけもらってさ、遺影持ってさ、ライブでやったの。みんな喪服、ハマカーンもどきキャンも(笑)」
春日 「あ~やったね」
若林 「お前も喪服着てて。で司会がサトミツでさ、「今から、若林くんの、原付の、葬式を始めます」つって。最初 客ポカーンでさ。で(笑)説明すんのサトミツが、享年何歳みたいな、享年何キロって言ってたかな?あははは」
春日 「あ~やってたけど全然、うっすらしか覚えてないなぁ」
若林 「そう。分解したネジをさ、なんで、形見を、それに使うのかわかんないけど、あの~お焼香するのよ、一人一人 ハマカーンもどきキャンも。その部品のもらったネジをその、あれに入れてさ、みんなネジをお焼香でおでこにくっ付けて3回(笑)」
春日 「そうだったっけか」
若林 「やって。で俺がみんながお焼香してくれて、「触ってあげて下さい」つって」
春日 「はははは」
若林 「ミラーにみんな、触って(笑)」
春日 「そんなんだったっけ」
若林 「そうそう、やっててさ。それで、最後に俺が弔辞を読むのよ。「お前だけが、ほんとに俺の話を聞いてくれた。お前だけが、俺を色んな場所に、連れてってくれた。お前をもっと、テレビ局とか、美味しいご飯屋さんとかに連れてあげたかった。だけどごめん!連れて!あげて行けなくて!」みたいな、ことを言ってたら、凄い芸人笑うの我慢してんのにさ、客の…3分の1ぐらい泣いてたんだよね」
春日 「はははは。伝わったんだね、思いがね」
若林 「泣いちゃって泣いちゃって全然ウケねえっていう。あはははは!」
春日 「はははは!まあでもいい式だったんじゃないの」




(番組HP バックナンバー)
オードリーのオールナイトニッポン
2011.07.30 アナーキー・イン・ザ・UK!!



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