■ 2006/8/6 (日) @ZEPP TOKYO
『 BLACK LIST 014 』[ LIVE ] 浅井健一 / THE BIRTHDAY / 大江慎也+池畑潤二
[ DJ ] 川村カオリ / 坂田かよ
すでに熱さにやられ気味の中、ライブ前にスタバで飲んだホワイトチョコのカフェが全然のどを潤わさないという絶好(?)のコンディションで臨んだ Zepp Tokyo。開演10分くらい前に来たというのに、会場の外にはまだ多くの人が溢れている。イベント独特のゆるい空気感と、年齢層・男割合が若干高めの雰囲気がなんだか妙に落ち着く感じで。とりあえずロッカーに荷物を詰め込んで、ライブ前にトイレでも行っとく?なんて言ってる間に、ライブが始まるらしいざわめきが聞こえてくる。出演者の順番がわからないため、いまいちテンションの上がり所が掴めないままに、轟音に誘われフロアの中へと滑り込む。
【 UNIVERSAL MUSIC : The Birthday 】【 rockin' blues.com 】オールバックにスーツ姿の男の残像――歓声と共にステージに人影が現れる。が、よく見えないので誰が出てきたのかわからず・・・ちらっと見えたカーリーヘアの人(THE BIRTHDAYのベースの人だったらしい)を浅井さんと見間違う。友達に「浅井さんみたいだよー」と結構大きな声で言ってしまったのが、今思うと恥ずかしすぎ。その後、ドラムのクハラさんのモヒカン健在ぶりを見て、やっとこのバンドがTHE BIRTHDAYであることに気づく。ということは、向こうに見えるサラッとヘアの男がチバさんなのか・・・!?汗をかいても決して崩れないオールバック姿のチバ氏の残像を今だ引きずる者をしては、そこにいるさわやかな出で立ちの男の姿に驚きを隠せなかった。ROSSOの時も同様ではあったけど、ラフな格好でプレイする様子も今だに見慣れなくてなんだか切ない。
まだライブで暴れたい年頃なわけで――後ろの方でぼんやり見ていたせいか、楽しみにしていたはずのTHE BIRTHDAYとの初対面に、あまり感慨深いものを感じない。衝撃的なものはなく、あっさりとした空気感で音楽が流れていた。正直、曲をあまり覚えていない。全体的に聴かせる系の曲が多めで、盛り上がる(激しめの)感じのものはシングルの「stupid」を含めた2〜3曲しかなかった。別に激しい曲じゃなきゃダメだというわけではないけど、ライブに行ったからには盛り上げれる曲の方がやっぱり楽しい。要はバランスだと思う。そのバランスがいまいちだったような気がする。前方の圧縮された空間で適度なモッシュをしつつ見ていたら、また違った印象を受けるのかもしれないけど、後ろの方で眺めている限りでは途中から退屈してしまった・・・。
『 くるり 』 みたいと思ったのは自分だけか――決して聴かせる系の曲が嫌いなわけではないんだけど、なんか退屈だ。心に響いてこない。音源をまだいくつも聴いてないというのもあるかもしれないけど、THE BIRTHDAYは聴かせる系の曲が弱い気がする。そして、「ハレルヤ」には色んな意味で驚かされた。音源(iTunes)で聴いてた時は何てことない曲だったんだけど、ライブで聴いたらえらいさわやかな感じの曲で、音の系統的になんか『
くるり』みたいだなぁと思った。でもあとで友達に話したら同意が得られなかったので、それは自分が勝手に思っただけの印象だったらしい。音が軽くなったわけでもないし、チバさんは相変わらずのしゃがれ声で歌ってはいるんだけど、曲の展開というか進行が今までの(チバさんが関わってきた)バンドにはなかったもののような気がして、意外な感じだった。
いつまでもロックロックしててほしい幻想――自分がミッシェルを聞き始めたのはアルバム「CHIKIN ZOMBIES」辺りで、そのままスーツ、皮ジャン、黙って、ロックンロールと突き進んでいったわけで、ミッシェルのメンバーにはそういったイメージが色濃い。けれど、ミッシェルの初期の頃はもっとカジュアルな(ポップな?)感じで、チバさんの髪型(スタイル)も今現在のものに近かったような気がする。つまり、ロックロックしてるイメージは自分が勝手に抱いてるものであって、今回のバンドの音の方向性もチバさんらの中には元からあったものなのかもしれない。とはいっても、ライブで聴いた「ハレルヤ」には意外な印象を受けた。ああ、そっちの方に行っちゃうんだ・・・という感じで。ものすごく勝手なことを言わせてもらうと、自分は個人的にチバさんにはそういった方向のもの(音楽)を求めては、いない・・・。
圧倒的な黒い影からドクロが覗いてる――ライブが終わって、THE BIRTHDAYのギラギラしたファンが近くにいないことを確認してから、友達と「いまいちだったね」 「ガッカリだったね」 「フツーだったね」 「サラッとしてたね」 とテンション低めに言い合った。別に目くじら立ててバンドを批判したいわけではない。要は音が好みではなかったというだけのことだと思う。THE BIRTHDAYの音に対する印象は本当に人それぞれみたいで、ROSSOより好きという人もいれば、今まで(チバさんが関わってきた)のバンドの中で一番好きという人もいるらしい。でも自分はどちらかというと、ROSSOの方が好きだ。そして、悲しいくらい今だにミッシェルの影を引きずっている。全く新しいものとして受け止めるべき、ということは頭ではわかっていても、実際にはなかなかそう簡単にいかないもので。とりあえず、THE BIRTHDAYのライブは自分の中で、8/9の新大久保EARTHDOMのライブイベントへと続く・・・。
ちょっと自分に酔った書き方をしてしまったかも。
段落につけたタイトルはあまり気にしないで下さい(笑)
THE BIRTHDAYのファンの人は怒らないでね・・・。