● ドラマ「下北サンデーズ」と「レガッタ」、視聴率低迷で打ち切り。 [ Narinari.com ]
● 「下北サンデーズ」最終回「打ち切り」も「ネタ」に? [ テレビ番組を斬る! ]
下北サンデーズが終わるらしい。っていうか、打ち切りになるらしい・・・(笑)
HDに録りっぱになってて前回放送分(第8話)を見てなかったので、打ち切りになったなんてことは全く知りませんでした。いつものように
虎の門を見ていたら、下北サンデーズにも出演しているカンニングの竹山さんが 「僕の大好きだったものが終わっちゃうんですよ・・・」 とぼそり。周りの芸人からも変な風にいじられていて、しまいには「サンデーズがんばれー!」などと言われてました。で、録画してあった下北サンデーズの第8話を見てみたら、全10話のはずが来週最終回とのこと。色んな意味で力が入ってたように見えたドラマなだけに、切なすぎてなんか思わず笑ってしまいました。
初回を見た当初はなんだか期待はずれというか、主演の上戸彩があんまり好きじゃないので、どうにもテンションが上がらない状態で見ていました。こんな感想 → [ 過去の記事 :
下北サンデーズが楽しめない年頃。 ] を書いたりもしつつ、それでも何となく見続けているうちに、いつの間にかこのドラマのキャラや世界観に愛着がわいてきてしまいました。堤幸彦・演出が全部ハマッてるとは言いがたいけど、上戸彩についても何となく可愛く見えてきたし、演技が特に上手いとは思えなかったりするけど、まぁこういう子がいてもいいかなという感じになってきていました。でも、昔流行った(ガチョーンなどの)ギャグを上戸彩がやって大学の同級生が爆笑するというお馴染みのシーンは、やっぱりどう見ても寒すぎなのでいただけません。
ここまで見てきて思うのは、やっぱり脚本はいまいちだということ。色んな人の感想を読んでみると、素直に「いい話だ」「感動した」という人がけっこういるみたいなのですが、自分はこのドラマの“いつも変に感動させようとする終わり方”が好きじゃありません。なぜこのドラマをそんなに感動的な方向へ持っていきたいんだろう、と思います。それまで色んな小ネタ要素や個性派キャラでグーッと話に惹きつけられていたのに、終盤の気恥ずかしく思えてしまうクサい芝居・セリフが始まった途端に気持ちが引けてしまいます。もしかしたら、そういう感動的な部分が実はこのドラマの原作や脚本の意図する所なのかもしれないし、実際にそういう展開を良しとして受け止めている人もたくさんいるみたいなので、一概に否定は出来ないけれど、それにしてももうちょっとスマートに感動シーンを描けないものかと・・・なんだか偉そうな言い方してしまったけど、自分はそんなふうに感じました。
やっぱり自分は思いのほか、堤幸彦さんの演出が好きらしい。かなり遊んでると思われる小ネタ要素が気になってしょうがないし、わけがわからない部分も含めてなんだか面白くなってきてしまいます。自分はあの人の悪ふざけに、とことん付いていけてしまうんじゃないかという気さえしてちょっと恐いくらいです・・・(笑)
堤幸彦の悪ノリ演出の究極とも言える、以前WOWOWで放送してたというドラマ 「ご近所探偵 TOMOE」 のDVDを見た時も、めちゃくちゃっぷりを全然楽しめてしまったし。ああいう演出が好きな人じゃないと絶対ついていけない感じだけど、個人的にはけっこう好きです。主演の宮藤官九郎の軽くニートなダメ夫役もいい味出てて、目覚めて朝いちで「俺、何でまだ生きてるんだろう?」みたいなことを言い出すシーンがあったりとか、なかなか奥深いドラマなのです。
話がそれてしまったけど、下北サンデーズ。視聴率低迷とは言ったものの、最初からそんなの期待してた方がおかしいような気がします。こういうドラマは一部のファンに圧倒的に支持されて、一般受けはしないのが当然で。堤幸彦演出のものや、宮藤官九郎脚本のものなど、独特な作品が少しずつ一般的に支持され始めた風潮を甘く見たのか、強気に出たよねテレ朝。上戸彩を主演におけば、ゴールデンでもそこそこ数字が取れると思ったのでしょうか。世の中そんなに甘くなかったようで・・・。ただでさえ視聴率が取れなくなってきたと言われるドラマ業界で、全ての人に浸透するようなヒット作を作るのは容易なことではないのかもしれません。
虎の門で竹山さんが 「テレ朝のスタッフの人たちも、やっぱり11時台でやれば良かったのに・・・と言ってましたよ」 と言ってたけど、本当にその通りだと思います。テレ朝はせっかく11時台にドラマの枠があるんだから、何もそんなに無茶なスタンスでやらなくても 「
トリック」 や 「
時効警察」 のように、個性派ドラマを温めて作っていけばいいのにと思いました。個人的には下北サンデーズが、このまま中途半端な感じで終わってしまうだろう現実がすごく残念です。出来ることならいつかまた今度は11時台の枠で、続編がこっそり始まることを願います。
さよなら、サンデーズ。がんばれ、サンデーズ・・・(笑)